ROMexの目的は可動域の改善じゃない!〜開催報告〜

『ROMexの目的は可動域の改善じゃない!〜開催報告〜』

みなさんこんにちは、療活の骨模型です!

骨模型2018年1月21日(日)、療法士活性化委員会主催の疾患別1Day講習会
に僕も備品として参加してきました!

今回のテーマは

「ROMexを効率的に行うための触診セミナー」

アプローチで必ずと言っていいほど選択される「ROMex」。
講習会に備品として参加してるとみなさんのこんな声が聞かれてきます。
「ROMexをやる意味がわからない」「ROMexで効果が出ているかわからない」
「ROMexとりあえずやってるけど可動域はかわららない」
みんな悩んでるんですね。

でもこれが効率的にできれば患者さんももっと良くなるだろうし笑顔も増えますよね?

今回はROMexで効果を実感できないかを一つ一つ紐解き、ROMexの本当の目的をお伝えしました。

それでは講習会の様子をお届けします!


講師の紹介


講師は療活代表の大塚久先生。
ん?以前インタビューしたO氏に似てる、、、
>>>『講習会を主催するO氏に聞いた。理学療法で結果を出すためにやった31の評価とアプローチ』

大塚先生は元々学校でも落ちこぼれ、臨床でもなかなか患者さんが良くならなくて困っていたそうです。
ROMexもひたすら患者様の関節を動かしていましたがなかなか効果が出ず、逆に動かしすぎて軽い炎症を起こしてしまうと言った苦い経験もしているそうです。

そんな中「関節が動く」ということをもう一度学び直して可動域が改善しない理由を一つ一つ見つけて行ったそうです。
その経験から今回の講習会では
ROMexがうまく行かない理由とその対処法、end feelの感じ方にフォーカスしてお話ししてくれました。


リハビリの目的・ROMexの目的


最初はまず目的について
ROMexはリハビリの一環として行うことが多いですが、そもそもリハビリの目的はなんでしょうか?
そこをグループワークで考えていただきました。

そして次はROMexの目的について同じようにグループワーク。
目的は「可動域の改善」ではなかったですね?

ROMexの目的は「運動の学習」でした。


関節可動域制限の分類


目的がはっきりしたら何故動かないのかの分類をしていきます。

大きく3つ

  • 運動

の3つに分類しましたね。

さらにそこから
骨の問題は構造・関節
筋の問題は短縮・不全・筋力低下
運動の問題はOKC・CKC
に分類しました。

そしてそれぞれに対する評価とアプローチ法をお伝えしました。

もちろんそれぞれ評価とアプローチ法は異なります。
この分類と評価・アプローチは上手い人は自然とやっている部分です。
でも大塚さんは元々できない人なのでずーっとOKCでの運動しかしてなかったんですね。
だから効果が出なかったんです。

問題点を分類して、評価することで効率的にアプローチできます。


end feelについて


ここでも大きく3つ

  • 骨性
  • 結合組織性
  • 軟部組織性

に分類しました。
ちなみに僕は全て骨性のend feelです笑

骨模型


実技!!


知識を理解したらその体感して身体で覚えていきます。
今回はend feelがわかりやすい股関節で実技を行いました。

意外と股関節自体の動きって少ないのに皆さん驚いてましたね。
触診とアプローチ

end feelを評価できたらアプローチができないと意味がありません。
そしてアプローチするためにはそもそも目的の組織をきちんと触れる必要があります。
今回は股関節・大腰筋・大殿筋の触診。
股関節のモビライゼーション、大腰筋・大殿筋のリリース、PIRを用いたハムストリングス、大腿直筋のストレッチをお伝えしました。


OKCからCKC、最後は動作に繋げる


骨・筋の問題が改善したら最後は運動学習。
まずはOKCでの運動、自動介助運動で効率的な関節運動を学習していきます。
そこから抵抗運動、抗重力位でのCKCの運動へと移行していきます。

もし坐位・立位での骨盤の前傾・後傾の運動が行えない場合は一度重力除去位でのOKCから試してみてください。
最終的には動作・生活につながって初めてROMexの目的が達成されます。


最後に


最初は緊張した皆さんでしたが、徐々に緊張もほぐれ、帰りにはみなさん笑顔になっていました。
講習会のスタッフと受講生が一体となった素晴らしい時間となりました、ありがとうございます。

今後も療活では受講生一人一人が楽しく学び、臨床でも結果が出せるように積極的に講習会を開催していきます。ぜひお気軽に参加しに来てください!!

次回の1Dayセミナーのテーマは

2月17日(土)「大腿骨頸部骨折に対する評価とアプローチ法」

2月18日(日)「発達から見る麻痺の回復過程」

の2つ!乞うご期待!!


平均おすすめ度 9.5点(10点満点)


9点 回復期 理学療法士 1年目 N.A様
・制限因子の分類を「解釈」「行動」へとつなげていきわかりやすかった。

10点 回復期 理学療法士 1年目 C.N様
・内容がとてもわかりやすく、臨床にすぐに役立てることができる内容で良かったです。
・目的を持ってROMexが行えそうです。

9点 回復期 作業療法士 2年目 匿名希望様
・少人数制で教えてもらえるため、わからないことでも聴きやすい環境でした。
・バラバラだった知識や訓練内容の意味がつながりました。

10点 回復期 作業療法士 1年目 匿名希望様
・少人数制で実技中心、個人指導、グループワークもあり理解しやすかった。
・自分で講義資料に書き込むため理解しやすかった。
・臨床ですぐに役立てると感じた。
・アプローチ・触診のランドマークなどを理解することがとても重要であると感じたので改めて勉強をしたいと思った。

などたくさんのありがたい声をいただきました。ありがとうございます!

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