作業療法士・養成校学生のための実践セミナー。明日からの臨床が変わる1日を。
OTのリハビリは思っているより忙しい! でも、もっと効率的にできるはず
ADL(日常生活動作)の改善は作業療法士の重要な役割です。トイレ、食事、更衣、入浴、整容など、多岐にわたる動作訓練を日々行っていることでしょう。
これらの動作訓練を、もっと効率的に行いたいと思いませんか?
もちろん、動作の習得には反復訓練が不可欠です。しかし、その前により効率的な動作が行える身体の状態に整えることが、成功への近道です。
例えば、自転車に乗る時を思い出してみてください。
- 買ったばかりの新品の自転車
- 長年使って錆びつき、チェーンも伸びた自転車
どちらが効率的に漕ぐことができるでしょうか? おそらく新品の自転車ですよね。
患者様・利用者様の身体も同じです。
- 関節可動域制限や筋力低下があるままADL訓練を行う
- 関節可動域を改善し、筋肉が使いやすい状態にしてからADL訓練を行う
どちらがより効率的に、そして質の高い動作習得に繋がるでしょうか?
ADL動作を真に効率的にするためには、機能面の評価とアプローチ方法を深く理解し、実践する必要があります。そのための第一歩として、このセミナーで触診技術を基礎から学びましょう。
触診スキルが向上すると、こんな変化が!
例えば、PTへの的確な指示も可能に:
「〇〇様ですが、トイレ動作の自立度向上のため、坐位からの立ち上がりと立位保持の安定性改善が鍵となりそうです。そのために股関節の可動域拡大と下肢筋力強化が必要と考えますが、機能面へのアプローチをお願いできますでしょうか?」
このように、機能面の評価・アプローチを理解することで、他職種連携もスムーズになります。
患者様の生活をより良くデザインするために、機能評価の基礎である触診とそのアプローチ法を、この機会にぜひ習得してください。
このセミナーで得られる具体的なスキル
- ADL動作から機能的な評価項目を抽出する視点が身につきます。
- より効率的なADL訓練を計画・実行できるようになります。
- ADL動作に変化をもたらす具体的なアプローチ方法を学べます。
- 自信を持って触診ができるようになります。
- 評価のポイントが明確になり、臨床推論の精度が向上します。
- 患者様や利用者様、そのご家族へ論理的に説明する力がつきます。
講習会詳細
項目 | 内容 |
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内容 | AM:【ADL動作から問題点を抽出し評価・アプローチ法】
PM:【ADLを効率的にするための骨・筋の触診】
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日時 | 2025年8月16日(土)9:30 〜 16:30 |
会場 | 【土日開催】 ウィリング横浜 ゆめおおおかオフィスタワー 【平日開催】 あなたのお悩み駆け込み寺永久 |
定員 | 【土日開催】24名限定 【平日開催】8名限定 |
参加費 | 11,000円(税込) |
参加資格 | 作業療法士、言語聴覚士、養成校学生 (学生は受講料が半額の5,500円(税込)となります。) |
持ち物 |
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※定員に達し次第、受付を終了いたします。お早めにお申し込みください。
受講者の声 (平均おすすめ度 7.9点/10点満点)
N.M様 (作業療法士 / 回復期)
- 内容がよかったです。
- 触診やモビライゼーションを職場で実際にやってみようと思います。
F.N様 (作業療法士 / 回復期)
- 質問がしやすい環境でとても楽しく学べました。
- 上肢の触診ができるようになりました。今回できなかった部位の触診もできるようになりたいです。
作業療法士 / 急性期
- 触診と機能訓練をADLへどうつなげたらいいかが分かりました。
- 自分の力の抜き方を知りたいです。(今後の課題として)
Y.I様 (作業療法士 / 回復期)
- わかりやすい説明で今後に繋げられる内容でした。
- リーチ動作を身につける際のアプローチの方法が増えました。
- 臨床で積み重ねてもっとわかるようになりたいです。
作業療法士 / 老健
- OT視点での機能訓練の目的や必要な手技が理解できました。
- PTだけでなくOT、STなど他職種にも伝えたい内容でした。
作業療法士 / 訪問リハビリ
- 機能訓練とADL訓練の内容がよく分かりました。
- 経験の短い人も長い人もどちらにも勧めたいです。
さあ、あなたも触診スキルを磨き効率にADLにアプローチしませんか?
このセミナーが、あなたの臨床をより豊かに、そして患者様の笑顔を増やすきっかけとなることを願っています。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。