頸部痛は症状パターンごとに評価と介入を組み立てる
ひとことで
頸部痛は、可動性低下、運動協調障害、頭痛、放散痛などのパターンに分け、経過と所見に応じて介入を選ぶことが推奨された。
この文献が扱った問い
頸部痛の評価・分類・非手術的介入をどう選択するか。
文書の位置づけ
成人頸部痛の臨床ガイドライン。単一介入の効果を示す一試験ではない。
示されたこと原文に基づく要約
成人頸部痛に関する文献を基に、重篤疾患のスクリーニング、分類、アウトカム測定、徒手療法、運動、教育などを症状パターンと病期に分けて推奨した臨床ガイドラインで、推奨項目ごとにエビデンスの強さが付されている。
読み違えないために
分類は診断名を固定するものではなく、治療反応や経過に応じて変わり得る。推奨グレードは集団の根拠の強さであり、目の前の人への適合や安全性確認を代替しない。
臨床で考えるなら療活編集部の整理
「首が痛い人」を一群にせず、主な機能障害と生活上の問題を仮分類し、反応を見ながら更新する地図として置ける。
書誌情報
Blanpied PR, Gross AR, Elliott JM, et al. Neck pain: revision 2017. J Orthop Sports Phys Ther. 2017;47:A1-A83.
原文照合:大塚 久/最終確認日:2026-08-04
