利用者の”やりたい”を叶える!
HOPE実現の「4次元アプローチ」を徹底解説
「機能訓練だけでは日常生活は変わらない…」
なぜ今、このアプローチ方法が求められるのか?
〜科学的根拠が示す、従来アプローチの限界と統合的アプローチの優位性〜
臨床現場の厳しい現実(データ)
あなたも感じている「機能訓練だけでは足りない」という感覚は、データにも裏付けられています。
- 生活に活かされない技術:訓練室でできても、自宅の生活では実践できない利用者は70%にものぼります。
- 家族が感じない変化:介入から6ヶ月経っても、約60%の家族が「変化を感じない」と回答しています。
- 限定的な相関:研究によれば、機能的改善と生活の改善の相関は中程度(r=0.4〜0.6)に留まり、数値改善が必ずしも生活の質の向上に直結しないことが示唆されています。
これらの事実は、「私たち療法士がアプローチの視点を変える必要がある」ことを明確に示しています。
統合的アプローチの科学的根拠
4統合的アプローチは、様々な分野の研究でその効果が証明されています。
- 臨床研究からの根拠(Cochrane Review):転倒予防の研究では、「運動のみ」の介入(転倒率19%減)や「環境調整のみ」(同12%減)に対し、「運動+環境調整+教育」を組み合わせた統合的アプローチは転倒率を34%も減少させると報告されています。
- 神経科学からの根拠:脳は「目的のある活動」によって最も変化(神経可塑性)しやすく、内発的動機(HOPE)は学習効率を300%向上させることが分かっています。
- 心理学からの根拠(自己効力感理論):「実際にできた」という成功体験が最も強い動機を生み出します。4次元の全てで小さな成功体験を積むことが、利用者の意欲を飛躍的に高めます。
本講座は、こうした科学的根拠に基づき、あなたの臨床を「効果を実感できるリハビリ」へと変革します。
本講座で引用する主な参考文献
本講座の内容は、以下の科学的知見に基づいて構成されています。
- Gillespie LD, et al. Interventions for preventing falls in older people living in the community. Cochrane Database of Systematic Reviews 2012.
- Kleim JA, Jones TA. Principles of experience-dependent neural plasticity: implications for rehabilitation after brain damage. Journal of Speech, Language, and Hearing Research. 2008.
- Wulf G, Lewthwaite R. Optimizing performance through intrinsic motivation and attention for learning (OPTIMAL) theory. Psychonomic Bulletin & Review. 2016.
- Bandura, A. Self-efficacy: The exercise of control. W. H. Freeman. 1997.講座の具体的な内容
この講座で学べること〜あなたの未来がこう変わる✨〜
従来の「心身機能」へのアプローチだけでは、利用者の生活の質(QOL)を本当に高めることは、データからも困難であることがわかります。
”数値の改善”が、必ずしも利用者の「やりたいこと」「なりたい姿」に直結するとは限らないからです。
4次元アプローチは、利用者の「〜〜なりたい、〜〜したい」という真の願い(HOPE)を全ての介入の出発点とし、
①心身機能(関節可動域・筋力・バランス・痛み・認知機能など)
③社会参加(役割活動・趣味活動・社会交流などのIADL全般)
④生活環境(住環境・福祉用具・家族の支援などの周辺環境・因子全般)
という4つの次元を統合的に捉え、相互に連携させながらアプローチする実践的な思考法です。
これは、ICF(国際生活機能分類)の考え方を、日々の臨床で「どう使うか」という具体的な道筋(登山ルート図)を示してくれます。
○実際の講座を受ける中で、皆さんの臨床に以下のような変化が望めます。
利用者の”HOPE(希望)”を軸に据えた「4次元アプローチ」で、”意味あるリハビリ”を提供できる
HOPEを掘り起こす面接技術と、「ICFに基づいたプログラム立案方法」を習得・実践できる
“4次元アプローチ”で身体・活動・参加・環境の全体構造を捉え、成果を実感する支援ができる
講師紹介
内山遼太(作業療法士)
慢性期病院での経験を経て、デイーサービスや訪問リハビリをはじめとする在宅・生活期の分野でリハビリテーションに従事。
「単なる機能回復ではなく、1人1人の人生に寄り添うリハビリ」を追求する中で、”4次元アプローチ”を体系化。
現在は全国の療法士に向けて、その実践方法を伝えるための活動をセミナーやコラム・各種SNSを通じて精力的に行っている。
「療法士がやりがいを持って輝けば、利用者はもっと幸せになれる」が信条。
講座概要
講座内容(予定) | 1日目 第1部:なぜ今、4次元アプローチが必要なのか? 第2部:4次元アプローチの全体像 質疑応答&ディスカッション 2日目 第3部:【ケーススタディ演習】「4次元アプローチ」を用いた評価から介入計画まで 質疑応答&ディスカッション 3日目 第4部:明日から使える!多職種連携と評価バッテリー 質疑応答&ディスカッション |
開催日程 | 1日目:2025年8月28日(木) 2日目:2025年9月11日(木) 3日目:2025年9月25日(木) 各回:20時半〜22時半(当日の進行により、時間が前後する場合がございます) |
開催形式 | 【オンライン開催】Zoomを使用(当日参加が難しい場合は、後日アーカイブ視聴可能) |
定員 | 30名(先着順) |
参加費 | 全3回 5,500円(税込) |
参加特典 | 講座で使用した全スライド資料、4次元アプローチ評価シート(Excelシート)、多職種連携評価ツール(Excelシート) |
申込方法 | ページ内最上部または最下部にある「講座に申し込む」ボタンからお申し込みください |
お申し込み
あなたの臨床を、そして利用者の人生を、より豊かにする一歩を踏み出しませんか?
席は限られています。今すぐお申し込みください。
よくあるご質問
A. はい、大歓迎です。本講座は、新人や若手のセラピストが抱えがちな悩みを解決することを目指して設計されています。基礎的な内容から丁寧に解説しますので、安心してご参加ください。
A. はい、参考になります。4次元アプローチは、利用者の「生活」と「希望」を捉える普遍的な思考法ですので、訪問リハビリや病院など、他の領域で働くセラピストの方にも多くのヒントを得ていただける内容です。
A. はい、可能です。お申し込みいただいた方全員に、後日、期間限定で講座の録画映像を共有いたします。復習にもご活用いただけます。