こんな迷いはありませんか?
- 訓練を頑張っても、利用者さんの生活が良くなっている感じがしない
- ADLが変わらないのは、自分のアプローチが悪いのだろうか
- 個別性を評価しながら介入してと言われるが、毎回似た内容になってしまう
- 機能訓練だけでは、利用者さんの笑顔が増えていかない
在宅・生活期で働く3年目までのPT・OTの方に向けた講座です。作業療法ならではの包括的な視点で、利用者の「やりたいこと」の実現を目指すアプローチを学びます。
この講座で確かめること
HOPEを軸に据える
利用者の「〜したい」という願い(HOPE)を掘り起こす面接技術を学び、すべての介入の出発点にします。
4次元で全体を捉える
心身機能・日常活動・社会参加・生活環境の4次元を統合的に捉え、相互に連携させる思考法を確かめます。
ICFに基づく立案と共有
ICFに基づいたプログラム立案と、多職種を巻き込む評価・共有の方法を実践的に学びます。
なぜ、機能訓練だけでは足りないのか
従来の「心身機能」へのアプローチだけでは、利用者の生活の質を本当に高めることが難しいと、複数の研究が示唆しています。研究によれば、機能的改善と生活の改善の相関は中程度(r=0.4〜0.6)にとどまり、数値の改善が必ずしも生活の質の向上に直結するとは限りません。
一方、統合的アプローチの効果を示す報告もあります。転倒予防の研究(Cochrane Review)では、「運動のみ」(転倒率19%減)や「環境調整のみ」(同12%減)に対し、「運動+環境調整+教育」を組み合わせた統合的アプローチでは転倒率が34%減少したと報告されています。また神経科学の分野では、脳は「目的のある活動」によって変化しやすい(神経可塑性)ことが示されています。
本講座の4次元アプローチは、利用者の願い(HOPE)を出発点に、次の4つの次元を統合的に捉えます。
これは、ICF(国際生活機能分類)の考え方を日々の臨床で「どう使うか」という具体的な道筋を示すものです。
当日の流れ
第1部・第2部:理解する
- なぜ今、4次元アプローチが必要なのか
- 機能訓練の限界と科学的根拠
- ICFとの違い・4つの次元の捉え方
第3部:ケーススタディ演習
- 評価から介入計画までを体験演習
- 「娘の結婚式で歩きたい」をどう実現するか
- HOPEを起点としたプランニング
第4部:明日から使う
- 看護・介護職を巻き込むコツ
- 効果を「見える化」する評価バッテリーの使い方
- 質疑応答・ディスカッション
※参加特典=講座で使用した全スライド資料・4次元アプローチ評価シート・多職種連携評価ツール(Excel)。
講師
内山 遼太
作業療法士|療法士活性化委員会
慢性期病院での経験を経て、デイサービスや訪問リハビリをはじめとする在宅・生活期の分野でリハビリテーションに従事。「単なる機能回復ではなく、一人ひとりの人生に寄り添うリハビリ」を追求する中で、4次元アプローチを体系化。現在は全国の療法士に向けて、その実践方法を伝える活動を行っています。
日程・会場・受講料
生活期・在宅リハに輝くセラピストの視点 1day実践セミナー
次回の日程が決まり次第、このページでご案内します。
- 対象
- 在宅・生活期で働く3年目までのPT・OTの方(他領域の方にもご参加いただけます)
- 開催形式
- 対面開催
- 参加特典
- 全スライド資料・4次元アプローチ評価シート(Excel)・多職種連携評価ツール(Excel)
よくあるご質問
臨床経験が浅い新人セラピストでも参加できますか?
はい、大歓迎です。本講座は、新人や若手のセラピストが抱えがちな悩みを解決することを目指して設計されています。基礎的な内容から丁寧に解説しますので、安心してご参加ください。
デイサービス以外の領域で働いていますが、参考になりますか?
はい。4次元アプローチは、利用者の「生活」と「希望」を捉える普遍的な思考法です。訪問リハビリや病院など、他の領域で働く方にも多くのヒントを得ていただける内容です。
当日参加できない場合、録画視聴は可能ですか?
はい、可能です。お申し込みいただいた方全員に、後日、期間限定で講座の録画映像を共有いたします。復習にもご活用いただけます。
キャンセルはできますか?
キャンセル・お振替の取り扱いは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。
