凍結肩は病期と刺激性に合わせて介入を変える
ひとことで
癒着性関節包炎では、痛み、可動域、病期、刺激性を評価し、負荷量を調整した教育・運動・徒手療法が推奨された。
この文献が扱った問い
癒着性関節包炎の評価と非手術的介入を、病期・刺激性に合わせてどう選ぶか。
文書の位置づけ
臨床ガイドライン。個別介入の単独効果を示す一試験ではない。
示されたこと原文に基づく要約
成人の癒着性関節包炎に関する文献を基に、診断・鑑別、アウトカム測定、患者教育、ストレッチ、関節モビライゼーション、温熱などを整理し、症状の刺激性に応じて運動と徒手療法の強度を調整する推奨を示した。
読み違えないために
ガイドラインは平均的な集団根拠をまとめたもので、強い伸張やモビライゼーションを全病期に行う指示ではない。自然経過、糖尿病などの背景、他疾患の除外も含めて読む必要がある。
臨床で考えるなら療活編集部の整理
可動域の数字だけを追わず、痛みの反応性と日常動作への影響を見ながら負荷を調整する地図として置ける。
書誌情報
Kelley MJ, Shaffer MA, Kuhn JE, et al. Shoulder pain and mobility deficits: adhesive capsulitis. J Orthop Sports Phys Ther. 2013;43:A1-A31.
原文照合:大塚 久/最終確認日:2026-08-04
