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あなたは作業療法士として、日々のADLアプローチに自信を持っていますか? 臨床現場で「これでいいのか」と迷うことはありませんか?
本セミナーは、そんなあなたの臨床スキルを一新する3日間の集中プログラムです。
*単日での申し込みも可能です。
なぜこのセミナーが必要なのか?
作業療法の本質は、患者さん、利用者さんの日常生活の質を向上させることにあります。しかし、その方法は一つではありません。患者さん、利用者さんの状態、環境、そして目標によって、最適なアプローチは大きく変わります。
例えば、「朝起きてから何をしますか?」という単純な問いかけを考えてみてください。
- ベッドから起きるのか、布団から起きるのか?
- 寝返りから始まるのか、それとも直接起き上がるのか?
- 起き上がりに手すりを使うのか、介助が必要なのか?
この一連の動作の中に、個々のクライアントに合わせたADLアプローチの可能性が無限に広がっています。
本セミナーでは、このような日常の一瞬一瞬に潜む作業療法の可能性を、体系的に学び、実践する機会を提供します。
このセミナーで得られるもの
- 個別化されたADLプログラムの設計力
- クライアントの特性を深く理解し、オーダーメイドのアプローチを構築する力
- 高次脳機能障害への対応スキル
- 認知機能の変化がADLに与える影響を理解し、効果的な介入方法を学ぶ
- 多様な臨床現場からの知見
- 精神科、回復期、特養、児童発達など、様々な領域の経験を基にした実践的アプローチ
- ADL訓練の本質的理解
- 「なぜ」この訓練が必要なのか、その根本的な理由を理解し説明できる力
3日間の内容
Day 1:起居・移動・食事 – 日常の基本を解剖する
起床から食事まで、一日の始まりに焦点を当てます。
- 起居動作の詳細分析と介入方法
- 安全で効率的な移動動作のための環境設定
- 食事動作に必要な要素(姿勢、認知、操作、咀嚼、嚥下)の徹底解説
「スプーンを使う訓練が、なぜ書字の練習にもつながるのか?」 このような、一見関係のない動作間の深い関連性を理解することで、あなたのADLアプローチの幅が大きく広がります。
Day 2:下衣・トイレ – 自立の核心に迫る
人間の尊厳に直結する下衣操作とトイレ動作にフォーカスします。
- 下衣の着脱に必要な動作の分析と訓練方法
- トイレ動作の詳細な工程分析と介入ポイント
- 性別や個人の特性に応じたアプローチの違い
「尿意・便意をどのように認識し、伝えるのか?」 この問いから始まり、トイレ動作の完遂まで、一連の流れを細分化して学びます。
Day 3:上衣・自助具 – 創造性を活かすADLアプローチ
応用動作と個別化されたソリューションの創造に挑戦します。
- 上衣の着脱動作の詳細分析と介入方法
- クライアント特有のニーズに応える自助具の設計と作成
- 100円ショップの材料を用いた実践的な自助具作成ワークショップ
「なぜこの自助具が必要なのか?どのように使用するのか?」 自助具の設計から作成まで、クライアントの視点に立って考え抜くプロセスを体験します。
講習会詳細
内容 | 2024年10月20日(日)9:30〜16:30 【起居・移動・食事】AM:【起居・移動】起居動作
移動動作
PM:【食事】
2024年11月24日(日)9:30〜16:30 【下衣・トイレ】AM:着替え(下衣)
PM:トイレ
2024年12月22日(日)9:30〜16:30 【上衣・自助具の作成】AM:着替え(上衣)
PM:自助具作成
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日時 | 2024年10月20日(日)9:30〜16:30 【起居・移動・食事】 2024年11月24日(日)9:30〜16:30 【下衣・トイレ】 2024年12月22日(日)9:30〜16:30 【上衣・自助具の作成】 |
会場 | 【土日開催】 |
定員 | 12名限定 |
参加費 | 1日のみ13,200円(税込)→3日間まとめてお申し込みで39,600円→36,000円(税込) 学生:受講料が半額となります。 単日:6,600円(税込) 3日間:19,800円(税込) |
参加資格 | 作業療法士、養成校学生(学生は受講料が半額となります。) |
持ち物 | 筆記用具 ヨガマット(推奨、バスタオルで代用可) バスタオル1枚 動きやすい服装 |
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講師
仲田 朝哉 作業療法士(千葉県作業療法士会学術部老年期障害委員)
精神科、回復期、特養、児童発達と、作業療法のほぼ全領域を網羅する経験を持つ作業療法士。 千葉県作業療法士会学術部老年期障害委員会でも活躍中。
多彩な臨床経験を基に、理論と実践を融合させた独自のADLアプローチを展開しています。
プロフィール
平成24年 精神科病院で働く敷地内の
- 精神科病院
- 精神科訪問看護
- 精神科デイケア
- 老健
平成28年 回復期病院で働く
- 回復期が9.5割
- 運動器0.5割の割合
- 運転リハビリの経験もあり
平成30年 特別養護老人ホームで働く
特養にて
- アクティビティ活動
- レクリエーション活動
- 個別リハ(ADL練習)
施設内にあるデイサービスで
- ADLリハ(個別)
- 集団リハ
- アクティビティ
- 地域の体操指導(外部講師)
令和4年 放課後等デイサービスで働く
- 児童発達
- 放課後等デイサービス
千葉県作業療法士会学術部老年期障害委員会にて活動中
受講者の声
- 今やってる機能訓練が生活のどの部分に繋がってるかわかりやすいのでよかったです!
最初に起床の話をして、そこから食事にいったので説明するときに
患者さんの起きてから寝るまでの生活を考えたときに何が必要っていう導入があると食事やその他ADL動作への導入がしやすいと思いました!
この説明をすれば、担当患者さんの生活の中で今どの部分がうまくできてないのか、どの生活動作が必要なのか考えてもらうきっかけにもなりトップダウンでADL動作から機能面へと考えるきっかけにしやすいかなと思いました! - そのADL(食事)で必要な動作に対して、評価からアプローチ方法を提示して下さったのと、例えがわかりやすかった(書字がスプーンの練習に繋がる等)ので、臨床に応用しやすいなと感じました!
- 急性期での入院期間では基本動作で完結してしまいがちですが、OT的な視点で最終的にどのような動作を行えるようにしたいかの目標が明確になりそうで、とても有意義でした。
- 食事動作だけではなく、食事の調理・配膳を知る、食べ物の五感の認識、配膳の位置関係、排便コントロール等、ICFの要素全てを踏まえて食事を捉えるのが良かったです。
- 要素ごとに具体的なスクリーニング評価(食べ物の臭い当て等)があるので現場に活かしやすいように感じました。
- グループディスカッションで職種や職場の違う人の意見をシェアすることで気づきや視点の幅が翌日から広がる感じが良かったです。
- 導入での「朝起きてから、まず何をしますか?」という質問により具体的な一日の流れの中でのADLを思い浮かべる事ができて良かったです。また、それぞれ具体的なアプローチ例が色々参考になりました。
グループディスカッションでは、自分が思い付かないご意見や視点に気づかせて頂き勉強になりました。
あなたのADLアプローチが、明日から変わります
このセミナーは、単なる技術の伝達ではありません。 ADLという日常の中に潜む無限の可能性を発見し、患者さん、利用者さんの人生を真の意味で支援する力を養います。
3日間の集中プログラムを通じて、あなたの臨床実践は新たな次元へと進化するでしょう。
患者さん、利用者さんの「できる」を引き出し、「やりたい」を支える。 それが、私たち作業療法士の使命です。
この機会に、あなたのADLアプローチを根本から見直し、進化させてみませんか?