もう迷わない! 明日からの臨床が自信に変わる ADL実践アプローチ3日間集中講座  ~根拠ある評価とオーダーメイドの支援技術~

もう迷わない! 明日からの臨床が自信に変わる ADL実践アプローチ3日間集中講座  ~根拠ある評価とオーダーメイドの支援技術~

そのADLアプローチ、
ルーティンになっていませんか?

あなたは作業療法士として、目の前の患者さん・利用者さんの「本当の願い」に、自信を持って応えられていますか?

「評価がワンパターンになりがち…」
「機能訓練と日常生活が、どう繋がるのかうまく説明できない…」
「これでいいんだろうか…」
臨床現場でのそんな迷いや不安を、確信と喜びに変える3日間の集中プログラムが、ここにあります。

このセミナーは、単なる知識の詰め込みではありません。あなたの臨床の「視点」を根本から変え、患者さんの人生を豊かにするための「実践力」を磨く場です。
*もちろん、ご自身の課題に合わせた単日での参加も大歓迎です。

なぜ今、あなたにこのセミナーが必要なのか?

私たち作業療法士の使命は、患者さんの「できる」を引き出し、「やりたい」を支えること 。しかし、教科書通りのアプローチだけでは、一人ひとりの多様な人生に応えることはできません。

例えば、「ベッドから起き上がる」という一つの動作。それは、その人にとって一日の始まりを告げる希望の動作です 。

  • どんな方法で?(寝返りから? 手すりを使って?)
  • その先で何をしたいから?(トイレに行くため? 朝食を作るため?)

この一瞬に、その人の生活、価値観、そして無限の作業療法の可能性が詰まっています。本セミナーでは、この「可能性」を最大限に引き出すための思考と技術を、体系的に学びます。

この3日間で、あなたはこう変わります

  1. 根拠あるアプローチができるようになる
    「なぜこの訓練が必要か」を、解剖学・運動学に基づいた機能的アプローチで、患者さんにも同僚にも自信を持って説明できるようになります 。
  2. 臨床の引き出しが圧倒的に増える
    徒手的なモビライゼーションから、認知面への介入、安全な環境設定まで 。精神科から児童発達まで、全領域を経験した講師だからこそ伝えられる、領域横断的な視点が手に入ります。
  3. 「ないなら作る」創造性が身につく
    100円ショップの材料が、患者さんの「やりたい」を叶える魔法の道具に変わる 。クライアントのニーズを形にする、真のオーダーメイド支援を実践できます。

明日からの臨床が変わる、超実践的プログラム

【Day 1】起居・移動・食事 – 人生の基本を再構築する

全ての生活の土台となる「起きる・動く・食べる」。この基本動作を、機能解剖から徹底的に分析します。

  • 寝返りから立ち上がりまで、一連の動作を円滑にするための徒手的アプローチ 。
  • 転倒リスクを減らし、活動範囲を広げるための環境評価とアプローチ 。
  • 「なぜスプーン操作が書字に繋がるのか?」動作の深い関連性を理解し、アプローチの幅を広げます 。

【Day 2】下衣・トイレ – その人の尊厳に、自信を持って寄り添う

最もデリケートで、最も生活の質に直結する排泄と更衣。工程分析に基づき、介入のポイントを学びます。

  • ズボンの着脱を、立位・座位の様々な状況で可能にするための評価と訓練法 。
  • 尿意の認識から後始末まで、トイレ動作の全工程を細分化し、一人ひとりに最適な支援を考えます 。

【Day 3】上衣・自助具 – 創造性を解き放つ、作業療法の神髄

応用動作と、個々のニーズに応える「オーダーメイド」のアプローチを実践します。

  • 片麻痺があっても、一人で上着が着られるようになるための具体的な介入方法 。
  • 【超実践】100均へGO! 実際の材料で、世界に一つだけの自助具を企画から作成まで行います 。

講習会詳細

内容

Day1 【起居・移動・食事】

AM:【起居・移動】

起居動作
  1. 主な起居動作:寝返り、起き上がり、座る、立ち上がる、立ち上がりからの歩行
  2. 起居動作が重要な理由:自立生活の基本、転倒防止、身体機能の維持
  3. 一般的に多く見られる行動:トイレ、水分補給、朝食、入浴、着替え、歯磨き、洗顔、ニュース・SNSのチェック
  4. 文化・生活スタイルの影響
  5. 基本的な起居動作
  6. 機能的アプローチ
    評価→アプローチ→再評価 起居動作に必要な機能的アプローチを頭頸部、上肢、下肢の3つのパートでそれぞれお伝えします。
移動動作
  1. 主な移動手段:歩行、車椅子、階段、外出
  2. 移動動作が重要な理由:自立生活の基盤、社会参加の促進、健康維持・改善、怪我の予防
  3. 環境へのアプローチ:動線をイメージ、動線に必要なもの・不必要なもの

PM:【食事】

  • 食事に必要な要素:姿勢と食事動作
  • 姿勢のポイント:作業肢位
  • 食事動作のポイント:認知、操作、咀嚼、嚥下
  • 食事ができるようになるためには?
    操作:手のアーチ、指のアーチ 認知:視覚(視空間認知)、嗅覚、聴覚、味覚 機能的アプローチ:ローテーターカフ、肘関節、頭頸部、前斜角筋

Day2 【下衣・トイレ】

AM:着替え(下衣)

  1. 目覚めてから何をするか?
  2. 下衣の着替えに必要なポイント:足を通す、ズボンを上げる、殿部を通す、整える
  3. アプローチ法:ズボンが通るための力の動きをイメージする
  4. 機能的介入:股関節・肩甲骨

PM:トイレ

  1. トイレ動作のポイント
    【男性】
    尿意・便意
    ドアの開閉
    下衣の着脱
    着座
    排便・排尿
    立位で排尿
    【女性】
    尿意・便意
    ドアの開閉
    下衣の着脱
    着座
    排便・排尿
  2. アプローチ方法:感覚入力
  3. 機能的介入:上腕筋・上腕三頭筋、骨盤、膝関節

Day3 【上衣・自助具の作成】

AM:着替え(上衣)

  1. 目覚めてから何をするか?
  2. 上衣の着替えのポイント
    【着る】
    麻痺側の腕を通す
    非麻痺側の腕を通す
    頭を通す
    服を整える 【脱ぐ】
    襟部分を脱ぐ
    非麻痺側の袖を脱ぐ
    麻痺側の袖を脱ぐ
  3. アプローチ法:皮膚に対する感覚入力、頭頚部のリーチ動作
  4. 機能的介入:頭頸部、肩甲骨

PM:自助具作成

  1. 対象者に合わせたペットボトルオープナーを作成する
  2. 計画をたて、設計図を作り、材料を用意して、作成する
  3. 実際の対象者に合わせてどんな自助具、訓練具が必要か考える
  4. 作成するための設計図を作る(A4一枚のフォーマットで作成します)
  5. 材料の買い出し
    *100円ショップに材料を買いに行きます。
    *材料代は自己負担となります。
  6. 作成してみる
    *会場の進捗状態によって内容が変更になることがあります。
日時

第3期 2025年 4月20日 5月18日 6月15日(日)9:30〜16:30

第4期 2025年 10月19日 11月9日 12月21日(日)9:30〜16:30

会場

【土日開催】
ウィリング横浜 ゆめおおおかオフィスタワー
〒233-0002 横浜市港南区上大岡西1-6-1 ゆめおおおかオフィスタワー内

定員12名限定【先着〆切】
参加費1日のみ13,200円(税込)→3日間まとめてお申し込みで39,600円→36,000円(税込)
【学生応援割】受講料が半額となります。
単日:6,600円(税込)
3日間:19,800円(税込)
参加資格作業療法士、養成校学生(学生は受講料が半額となります。)
持ち物筆記用具
ヨガマット(推奨、バスタオルで代用可)
バスタオル1枚
動きやすい服装

講師紹介

仲田 朝哉 作業療法士(千葉県作業療法士会学術部老年期障害委員)

精神科、回復期、特養、児童発達…作業療法士が関わるほぼ全ての領域を経験。この多彩な臨床経験こそが、本セミナーの最大の強みです。どんな現場の、どんな悩みにも通じる「ADLアプローチの本質」を、理論と実践を融合させながら熱くお伝えします。

【主な経歴】

平成24年~ 精神科領域(病院・訪問看護・デイケア)、介護老人保健施設
平成28年~ 回復期リハビリテーション病院(運転リハも担当)
平成30年~ 特別養護老人ホーム、デイサービス(地域での体操指導も担当)
令和4年~ 放課後等デイサービス(児童発達)

受講者の声「私の臨床、ここが変わりました!」

  • “なぜこの訓練が必要か”が、患者さんの生活と直結して考えられるようになりました。トップダウンでADLから機能面へと考えるきっかけになり、患者さんへの説明にも自信が持てます!」
  • 「例えが分かりやすく(書字がスプーンの練習に繋がる等)、学んだ翌日から臨床で使えるアプローチばかりでした!
  • 「食事動作を、調理や配膳、五感、排泄まで含めてICFの視点で捉える考え方が衝撃でした。視野が格段に広がります。
  • 少人数でのグループディスカッションが最高でした。他の施設の人の意見を聞くことで、自分のアプローチの幅が広がるのを実感しました。」

あなたの作業療法士としてのキャリアは、ここから加速する。

3日間の集中プログラムは、あなたの臨床を新たな次元へと引き上げます。もう「これでいいのか」と迷わない。自信と誇りを持って、患者さん・利用者さんの人生に寄り添う。そんな理想の作業療法士への第一歩を、踏み出してみませんか?