
こんな迷いはありませんか?
- ADL訓練が「反復練習」になりがちで、実生活の変化につながらない
- 動作は観察できても、身体機能との関係を整理して説明できない
- どの患者さんにも似たようなプログラムになってしまう
- 自助具や環境調整を、その人に合わせてどう考えればいいか分からない
ADLは「できる/できない」で終わる評価ではありません。起居・移動・食事から、下衣・トイレ、上衣・自助具まで、工程に分けて分析し、その人に合わせて組み立て直すための3日間です。
受講を通して、どこからどこへ
受講前に多い状態
身体機能は評価できる。ADL動作も観察できる。けれど「この人が実生活でできるようになるために、何を変えればいいか」が整理しきれない。
受講を通して目指す状態
身体機能・動作・環境・その人の生活背景をつなぎ、「なぜできないのか」から「どうすれば生活の中でできるか」まで考えられるようになることを目指します。
※到達を保証するものではなく、受講を通して目指す学習の変化です。
この講座で身につけること
工程に分けて見る
起居・移動・食事、下衣・トイレ、上衣という動作を工程へ分解し、どこでつまずいているのかを特定できるようになります。
動作と身体機能をつなぐ
頭頸部・肩甲骨・股関節・膝関節への機能的アプローチや感覚入力を、動作の工程と結びつけて選べるようになります。
その人に合わせて作る
身体的特徴や習慣を考慮した介入と、自助具の企画・作成・実演まで。オーダーメイドの支援を組み立てます。
なぜ、3日間で学ぶのか
ADLは、1日で「手技を覚えて終わり」にできる領域ではありません。生活動作は工程が多く、対象者ごとに条件が違うからです。この講座は、見る → 分析する → その人に合わせて工夫するという順に、月1回のペースで理解を積み上げます。
1日目で学んだ「起居・移動・食事」の見方が、2日目の「下衣・トイレ」の工程分析の土台になり、3日目の「上衣・自助具の作成」では、それまでの評価をもとに実際に道具を作って検証します。間に臨床の1か月があること自体が、この講座の設計の一部です。
学びの深まり方
起居・移動・食事
開催日:2026年10月25日(日)
全ての生活の土台となる「起きる・動く・食べる」。この基本動作を、反復練習ではなく機能解剖から分析します。
この日に学ぶこと
AM【起居・移動】寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行への移行。頭頸部・上肢・下肢の3パートに分けた機能的アプローチ。
PM【食事】手のアーチ形成、ローテーターカフ・前斜角筋などへの徒手介入、視空間認知・嗅覚・聴覚への働きかけ。「なぜスプーン操作が書字に繋がるのか」を、手のアーチや感覚機能から捉え直します。
下衣・トイレ
開催日:2026年11月22日(日)
生活の質に直結する排泄と更衣。工程分析に基づき、確実にできるようになるための介入ポイントを扱います。
この日に学ぶこと
AM【着替え(下衣)】下衣操作の4ステップ(足を通す→上げる→殿部を通す→整える)。股関節・肩甲骨へのアプローチ、皮膚刺激による機能的介入。
PM【トイレ動作】移乗、下衣操作、排泄後の後始末、ドアの開閉まで。全工程を細分化し、視空間認知も含めたアプローチを実践します。上腕筋・骨盤・膝関節への機能的アプローチと感覚入力。
上衣・自助具の作成
開催日:2026年12月27日(日)
応用動作と、個々のニーズに応えるオーダーメイドのアプローチ。自助具を企画し、材料を探し、実際に作って実演します。
この日に学ぶこと
AM【着替え(上衣)】上衣着脱の原則=麻痺側・非麻痺側の手順とコツ(プルオーバー・前開き)。頭頸部・肩甲骨へのアプローチ。
PM【自助具】企画・材料探し・作成・実演。ペットボトルオープナーなどの自助具を実際に作成し、その効果を検証します。
この講座ならではの学び方
3日目には、自助具を「企画する → 材料を探す → 作成する → 実演する」という工程をそのまま体験します。既製品を紹介して終わりではなく、目の前の一人に合わせて作る過程を通ることで、「なぜこの形なのか」を説明できるようになります。
また本講座では、機能・環境・心理という3つの視点からADLを捉えます。同じ「トイレができない」でも、身体機能の問題なのか、環境の問題なのか、本人の意味づけの問題なのかで、打つ手はまったく変わります。
実際に作る自助具・訓練道具(低予算で、その人に合わせて)




※いずれも講座内で実際に計画・作成した自助具・訓練道具です。市販品ではなく、目の前の一人に合わせて低予算で作ります。
この講座に合う方・合わないかもしれない方
合う方
ADL訓練が「反復練習」になりがちで実生活の変化につながらない/動作は観察できるが身体機能との関係を説明できない/自助具や環境調整を一人ひとりに合わせて考えたい/3日間を通して段階的に積み上げたい。
合わないかもしれない方
単発の手技だけを覚えたい/1日だけ参加したい(本講座は3日間で一つの講座です)/ADL以外の領域を中心に学びたい。
開催風景



受講された方の声
「なぜこの訓練が必要か」が、患者さんの生活と直結して考えられるようになりました。トップダウンでADLから機能面へと考えるきっかけになり、患者さんや家族への説明にも自信が持てます。
受講者の声より
例えが分かりやすく(書字がスプーンの練習に繋がるなど)、明日から即使えるネタばかりでした。
受講者の声より
講師
仲田 朝哉
作業療法士(千葉県作業療法士会 学術部 老年期障害委員)
精神科、回復期、特養、児童発達——作業療法士が関わるほぼ全ての領域を経験。急性期から生活期、児童までを知る臨床経験が、本セミナーの土台になっています。
日程・会場・受講料
- 受講の形
- 3日間で一つの講座です(単日受講の設定はありません)
- 対象
- 作業療法士・理学療法士・養成校学生
- 持ち物
- 筆記用具・ヨガマット(推奨・バスタオル代用可)・バスタオル1枚・動きやすい服装(実技があります)
- 会場
- ウィリング横浜 ゆめおおおかオフィスタワー(上大岡駅直結)
よくあるご質問
3日すべて参加する必要がありますか?
はい。本講座は3日間で一つの講座として設計されています。Day1の見方がDay2の工程分析の土台になり、Day3の自助具作成へつながります。
学生受講料はありますか?
あります。養成校学生の方は受講料が半額(50%OFF)になります。学生確認後にご利用いただけるクーポンをご案内しますので、お申し込み前に事務局までお問い合わせください。
対象の職種を教えてください
作業療法士・理学療法士・養成校学生の方が対象です。
持ち物を教えてください
筆記用具・ヨガマット(推奨、バスタオルで代用可)・バスタオル1枚・動きやすい服装をご用意ください。実技があります。
キャンセルはできますか?
キャンセル・お振替の取り扱いは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。
