慢性疼痛をICD-11でどう分類するか

Treede 2015 | Consensus | 疼痛分類

ひとことで

慢性疼痛を、痛み自体が主問題となる一次性疼痛と、基礎疾患に伴う二次性疼痛へ整理する分類案が示された。

この文献が扱った問い

慢性疼痛を国際疾病分類へどのように収載し、整理するか。

文書の位置づけ

ICD-11向けの分類提案/合意文書。診断精度・治療効果研究ではない。

示されたこと原文に基づく要約

3か月を超えて持続または反復する疼痛をICD-11へ位置づけるため、慢性一次性疼痛、がん関連疼痛、術後・外傷後疼痛、神経障害性疼痛、頭痛・口腔顔面痛、内臓痛、筋骨格系疼痛などの分類枠を提示した。

読み違えないために

分類は診療情報を共有するための枠組みであり、個々の痛みの単一原因や治療法を決めるものではない。一次性という語を「原因がない」「心理的」と読まない。

臨床で考えるなら療活編集部の整理

病名を付けるためだけでなく、痛みが生活の主問題になっているか、基礎病態との関係はどうかを整理する言語として置ける。

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書誌情報

Treede RD, Rief W, Barke A, et al. A classification of chronic pain for ICD-11. Pain. 2015;156:1003-1007.

原文照合:大塚 久/最終確認日:2026-08-04

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