神経障害性疼痛の確からしさをどう段階づけるか

Finnerup 2016 | Consensus | 疼痛分類

ひとことで

神経障害性疼痛は、病歴、神経解剖学的分布、感覚所見、病変確認を積み重ねて確からしさを段階づける枠組みが示された。

この文献が扱った問い

個人の痛みが神経障害性である確からしさを、どの所見で段階づけるか。

文書の位置づけ

専門家によるgrading systemの更新。単一検査の診断精度研究ではない。

示されたこと原文に基づく要約

神経障害性疼痛のgrading systemを更新し、体性感覚神経系の病変・疾患を示唆する病歴、解剖学的に妥当な疼痛分布、感覚徴候、検査による病変確認を順に評価して、possible、probable、definiteへ分類する考え方を提示した。

読み違えないために

「definite」は痛みの重症度や治療反応を示す語ではなく、神経障害性である確からしさを示す。臨床判断と利用可能な検査に依存し、検査が陰性でも病態によってprobableに留まる場合がある。

臨床で考えるなら療活編集部の整理

しびれという言葉だけで決めず、分布と感覚所見が病変仮説に沿うかを順に確認する枠組みとして置ける。

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書誌情報

Finnerup NB, Haroutounian S, Kamerman P, et al. Neuropathic pain: an updated grading system for research and clinical practice. Pain. 2016;157:1599-1606.

原文照合:大塚 久/最終確認日:2026-08-04

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