肩甲上腕リズムの条件について from リハコヤ

肩甲上腕リズムの条件について from リハコヤ

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

肩甲上腕リズムについて

肩甲骨と上腕骨が1:2の割合で動きますよって言うものでした。

  • 外転の場合は30°
  • 屈曲の場合は60°

から肩甲骨が動き始めます。

肩関節に問題がある方はこのリズムが遅かったり早かったりすることが非常に多くあります。

肩甲上腕リズムが遅い場合

前鋸筋の筋力低下が一つの要因として考えられます。ただ、もう一点前提として見ていただきたい部分があります。

それは肩甲胸郭関節の可動性です。

肩甲胸郭関節が動く条件

肩甲胸郭関節が動くためには肩鎖関節と胸鎖関節の可動性が必要になります。

肩甲胸郭関節は肩関節の可動域180°のうちの60°を担当していると言われています。そしてその60°のうちの25°を胸鎖関節、35°を肩鎖関節が担当しています。

なので肩甲上腕リズムの問題があった場合、前提として胸鎖関節、肩鎖関節の動きを確認してみてください。

まとめ

肩甲上腕リズムの条件について

  1. 肩関節が挙上するとき肩甲骨と上腕骨が1:2の割合で動く
  2. 肩甲上腕リズムには肩甲胸郭関節の動きが必要!
  3. 肩甲胸郭関節の動きには胸鎖関節25°、肩鎖関節35°の動きが必要!

肩関節は複合関節で動きが複雑です。一つひとつ各関節の動きの関係を意識しながら丁寧に評価しましょう。

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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