「病態が大事」って言うけど、結局「どこが痛いか」だけじゃないですか? 〜病態と病態生理の違い〜
こんにちは、理学療法士の大塚です。 先日セミナー中に、受講生からこんな質問を受けました。 「1年目なんですが、先輩から『もっと病態を理解しろ』とよく言われます。でも、勉強すればするほど、病態って『組織の炎症』とか『どこの…
考え方こんにちは、理学療法士の大塚です。 先日セミナー中に、受講生からこんな質問を受けました。 「1年目なんですが、先輩から『もっと病態を理解しろ』とよく言われます。でも、勉強すればするほど、病態って『組織の炎症』とか『どこの…
触診毎日のケアやリハビリにあたる中で「あの患者さん、そろそろ動かしても大丈夫かな?」「今日のリハビリで、急に病状が悪化しないかな?」と判断に迷うことはありませんか? リハビリ職も看護師も目指すのは「安全」と「活動」の両立です…
生理学こんにちは、理学療法士の大塚です。 臨床現場で患者さんの「熱っぽい」「寒い」といった訴えや、バイタルサインの変動に、どのようにアセスメントし、対応するか悩んだ経験はありませんか? 今回は、すべての臨床家が知っておくべき基…
ADLこんにちは、理学療法士の大塚です。 臨床現場で日々向き合う「 」。なぜ起きるのか、どうすれば回復を促せるのか、自信を持って説明できますか? この記事では、理学療法士・作業療法士が知っておくべき「 」を、生理学の原理原則か…
セルフエクササイズ運動とは “全身の協調反応” である 運動とは、単に筋肉が動くことではありません。骨格筋が機械的な仕事を成し遂げるために、心血管系、呼吸器系、エネルギー代謝、体温調節、内分泌系、神経系といった全身…
セルフエクササイズこんにちは、理学療法士の大塚です。 今回は、理学療法士・作業療法士が臨床で必ず向き合う「内分泌疾患のリハビリテーション」をテーマに、その核心を深掘りします。「なぜ糖尿病に運動療法が有効なの?」「甲状腺機能低下症の患者さん…
セルフエクササイズ疼痛について解説するシリーズの第24回目です。今回は、理学療法士・作業療法士が理解しておくべき疼痛治療における薬物療法について解説します。 疼痛治療において薬物療法は重要な手段の一つです。疼痛は、侵害受容性疼痛、神経障害…
生理学こんにちは、理学療法士の大塚です。この記事では、理学療法士・作業療法士の皆様に向けて、リハビリテーションに不可欠な**心臓の構造と拍動の原理**に焦点を当て、臨床での活用を意識して解説します。「学生時代に学んだ循環器の知…
ADL理学療法士・作業療法士の皆さん、こんにちは。作業療法士の内山です。 日々の臨床で、「利用者さんの希望と安全、どう両立すれば…?」「ご家族との意向が違う時、どう判断すればいい?」といった倫理的な悩みに直面することはありませ…
ADL皆さんこんにちは。作業療法士の内山です。今回は、**理学療法士・作業療法士の皆様に向けて**、季節変動がトイレ動作に与える影響と、具体的な対応方法について解説していきます。よろしくお願いします…
痛みこんにちは、理学療法士の赤羽です。疼痛について解説するシリーズ第13回目です。今回は、体に備わっている痛みを抑える仕組み「疼痛抑制系」について、基礎から臨床応用まで詳しく解説します。 はじめに 痛みは私たちの体を守る重要…
臨床実習こんにちは、理学療法士の嵩里です。前回のコラムでは、学生が実習で習得すべき臨床スキルが運動スキルと認知スキルに分けられることをお伝えしました。 前回の記事はこちら>>>学生の考察力を伸ばす 効果的な指導法 認知スキル…
ADLみなさんこんにちは。作業療法士の仲田です。今回は、ADLの中で大変な部類に入る入浴動作についてお伝えいたします。実際にZoomのナイトセミナーで「OTしゃべり場」というADLなどを話し合う場で…