「病態が大事」って言うけど、結局「どこが痛いか」だけじゃないですか? 〜病態と病態生理の違い〜
こんにちは、理学療法士の大塚です。 先日セミナー中に、受講生からこんな質問を受けました。 「1年目なんですが、先輩から『もっと病態を理解しろ』とよく言われます。でも、勉強すればするほど、病態って『組織の炎症』とか『どこの…
考え方こんにちは、理学療法士の大塚です。 先日セミナー中に、受講生からこんな質問を受けました。 「1年目なんですが、先輩から『もっと病態を理解しろ』とよく言われます。でも、勉強すればするほど、病態って『組織の炎症』とか『どこの…
痛みこんにちは、理学療法士の赤羽です。腰痛は「国民病」と呼ばれるほど一般的で、多くの患者が日常生活や仕事に支障をきたしています。 セラピストにとって難しいのは、腰痛の原因が一つの構造物や疾患に限定されないことです。そのため、…
考え方こんにちは、理学療法士の大塚です。 先日セミナー中に、受講生からこんな質問を受けました。 「職場の先輩方は、局所の評価をしてから介入してほしいと言います。でも他の先生は、“全体から見て”と言います。どちらが正しいんでしょ…
セルフエクササイズ「ハムストリングスのストレッチも筋トレもやっているのに、なぜか動作になると効かない…」 「大腿直筋や腓腹筋の“張り”は感じるのに、実際の出力や痛みのコントロールが安定しない…」 臨床で、こんな壁にぶつかった経験はありませ…
痛みこんにちは。理学療法士の赤羽です。 「痛みがなかなか治らない」「前より痛みが広がってきた気がする…」 臨床現場で、患者さんのこんな不安な言葉に、どう応えればいいか悩んだ経験はありませんか? 例えば、術後3ヶ月経っても膝の…
触診「評価から介入まで、いつも時間がかかりすぎる…」 「仮説検証がうまく回らず、効果的なアプローチが分からない…」 臨床現場で、こんな悩みを抱えていませんか? この記事では、多忙な理学療法士・作業療法士の皆さんが、1セッショ…
ADLこんにちは、理学療法士の大塚です。 臨床現場で日々向き合う「 」。なぜ起きるのか、どうすれば回復を促せるのか、自信を持って説明できますか? この記事では、理学療法士・作業療法士が知っておくべき「 」を、生理学の原理原則か…
痛みこんにちは、理学療法士の赤羽です。 今回は、臨床における「痛みの評価」について、特に評価バッテリーの重要性に焦点を当てて考えてみたいと思います。 臨床で患者さんの「痛み」を評価するとき、Numeric Rating Sc…
from instagramこんにちは、理学療法士の大塚です。この記事では、理学療法士・作業療法士が臨床で必ず向き合う「トレーニング適応」を、持久・筋力・神経の三位から体系的に解説します。原理原則と時系列を押さえ、病態生理のレベルから評価・介入へ落…
痛みこんにちは。理学療法士の赤羽です。疼痛について解説するシリーズの第32回目、今回はニューロマトリックス理論で示されている痛みの流れから、「入力」と「処理」という2つの側面について考えていきます。 【こんなケースありません…
ADLホーム › リハビリ臨床 › ICFの個人因子 目次 導入:個人因子は“その人らしさ”の鍵 会話:臨床で迷いがちなポイント 個人因子の主要構成要素 活動・参加へつなぐ書き方 会話:書き方のコツと配慮 “その人らしさ”とし…
痛み「この患者さんの腰痛、なかなか良くならない…」 臨床でそう感じている理学療法士・作業療法士の先生へ。 この記事では、一件の症例報告を通じて、複雑な慢性腰痛をどのように評価し、アプローチしていくべきか、その思考プロセスを具…
ADL理学療法士・作業療法士のみなさん、こんにちは。作業療法士の仲田です。今回は、リハビリテーションの核となるICFの「活動」について、評価の質を上げるための実践的な視点と記載方法を解説します。単に「できる・できない」で終わら…
生理学「患者さんの訴える痛みが、どうしても画像所見と一致しない…」 理学療法士・作業療法士であれば、誰もが一度は直面するこの臨床的な壁。この”ズレ”は、いったいなぜ生じるのでしょうか。 その問いを解き明…
ADL理学療法士・作業療法士のみなさん、こんにちは。作業療法士の仲田です。ICFシリーズ第2弾として、今回はリハビリの土台となる「心身機能・身体構造」について、評価の質を高めるための実践的な記載方法を解説します。ROMやMMT…
ADLはじめに:その「しびれ」、原因は一つではないかもしれません 先生の臨床現場でも、「しびれや痛み」の訴えは最もよく出会う症状の一つではないでしょうか。しかし、その原因は教科書通りにはいかず、単純な神経だけの問題で片付けられ…
ADL理学療法士・作業療法士のみなさん、こんにちは。作業療法士の仲田です。今回は、多くの療法士が「診断名を書くだけ」と思いがちなICFの『健康状態』について、臨床の質を高めるための深い意味と活用法を作業療法士の視点から解説しま…
生理学こんにちは、理学療法士の大塚です。 今回は、理学療法士・作業療法士の臨床に不可欠な「感覚」をテーマに、評価と介入の質を劇的に高める知識を、基礎から臨床応用まで分かりやすく解説します。 “感じる”仕組みが分かればリハビリは…
痛み「この”しびれ”、どうにかならないかな…」 理学療法士・作業療法士の先生方なら、患者さんからこのような訴えを日常的に聞くのではないでしょうか。 「しびれ」は非常にありふれた症状ですが、その背景には…
痛み疼痛について解説するシリーズの第26回目となります。 理学療法士・作業療法士として運動器疾患のリハビリに携わる中で、「鼠径部の痛み」は比較的遭遇する機会の多い症状です。しかし、その原因は多岐にわたり、骨・関節・筋・神経・…