着座動作のハンドリングについて

この記事は、過去にライブ配信した内容の一部を文章でお届けしています。

 

本日は着座動作のハンドリングについてお話ししていきます。

 

 

着座動作の基礎知識

 

着座動作に関しては以前の記事を参考にしてください。

 

前回もお話ししましたが、着座の際には重心の移動と下腿の前傾移動が大切です。

 

着座の際の重心位置は、やや前方に出てから後方へ移動していきます。

ドスンと座ってしまう方にスクワットの練習をしがちですが、スクワットは重心を真下に落とすだけなので、着座動作の練習には不向きと言えます。

 

 

着座動作に必要な筋力とは?

 

ドスンと座ってしまう方の着座動作訓練の際には、まず大殿筋、大腿四頭筋、前脛骨筋、下腿三頭筋の筋力があるかどうかを評価しましょう。

そこを見逃してしまうと着座動作が上手くいかなくなってしまうので注意しましょう。必要な筋力の目安はMMT4レベルです。

 

 

着座動作のハンドリングの方法は?

 

着座動作を詳しく見てみると、はじめに骨盤を後傾させて股関節を屈曲し、その後骨盤を前傾させて座っていきます。

なので、まずハンドリングで促さなければならないのは、股関節屈曲です。患者さん・利用者さんには「膝を曲げて」「お尻を少し引いて」などと指示するとわかりやすいです。

 

 

この練習をとにかく繰り返します。

 

これができるようになったら、次はゆっくりと座る練習をしていきます。

セラピストは患者さん・利用者さんの前方に立ち、骨盤を後下方にゆっくりと誘導します。声かけの仕方は「おじぎをしながら座って」などが伝わりやすいです。

 

 

まとめ

 

着座動作のハンドリングについて

1. 着座動作のハンドリングの際には重心の移動と下腿の前傾移動を意識する。

2. 着座動作には、大殿筋、大腿四頭筋、前脛骨筋、下腿三頭筋の筋力がMMT4レベルあることが望ましい。

3. ハンドリングの際にはまず股関節の屈曲を促し、次に骨盤を後下方にゆっくりと誘導しながら座る練習を行う。

 

 

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