動作の再獲得を促したいなら発達を学びませんか?

こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。

脳卒中後のリハビリで動作訓練をするときに自分のなかで基準としているポイントはありますか?

私は養成校時代によく、『脳卒中の回復過程は発達の段階と一緒』と言われていました。学生時代は????でしたが、脳卒中後の患者さんを担当するようになり、動作に必要な機能を勉強していると、あることに気づいたのです!

それが『やっぱり発達って勉強しないとな』でした(笑)

なぜそうなったのか?本日はその過程をお話ししましょう

脳卒中後のリハビリの手順

高齢者のリハビリテーションには以下のようにリハビリを進めるように記載されています。

寝返り→起き上がり→座位保持→端座位保持→立ち上がり→移乗→平行棒→歩行

と言う順番です。

この順番でやっていくことが私も重要だと思います。

なぜか?一つ一つの機能を考えていくとつながりが見えてきます。

発達とどんな関係が?

上記の順番ですが、少し考えていただくとわかるのですが。

発達段階と一緒ではないでしょうか?

つまり、高齢者のリハビリテーションも発達の段階を追ってリハビリをしているのでは?と考えられます。

では、なぜ段階を意識するのでしょう?

ここで注目してもいたいのが、動作訓練をしている動作の分析をしてみてください!

さらに、その1つ前の動作分析もしてみてください。

そうすると見事に同じ項目が入ってきます。

何が言いたいのか?

発達の段階で獲得している動作は次に獲得する動作の伏線になっているのです。

つまり、次の動作に必要な機能を獲得しているのです。

まとめ

上記のことを考えると、獲得を目指す動作を決めたら、その1つ前の動作がしっかりとできているのか?を確認する必要があります。

つまり、1つ前の動作訓練をしっかりすると、次の動作が獲得しやすくなるのです!どうでしょう?できない動作を訓練するのではなく、しっかりと動作の段階を踏んでリハビリメニューを組み立てていくことが大切とわかっていただいたでしょうか?

ぜひ臨床で意識してもらいたいですね!

療法士活性化委員会ではこの発達を学ぶ機会をご用意しました。

脳血管疾患に対する評価とアプローチ〜麻痺の分離と促通法と動作の再獲得〜

DVDでも学べます。

麻痺の分離と促通法3枚組

【DVD教材】麻痺の分離と促通法

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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一緒に信頼される療法士になりませんか?

療法士活性化委員会 認定講師
お悩み相談室 代表
加藤淳
住所:東京都板橋区成増1−12−8 小出マンション202
電話番号:070-1395-8506
メールアドレス:nagomi5409@yahoo.co.jp

HP:https://ptotst-supporter.jimdofree.com

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