ROMexについて勉強してみた

ROMexについて勉強してみた

こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。

理学療法士大塚久

みなさんリハビリの中でROMexって必ずといっていいほどやりますよね?そのROMexについて

  • 目的は?
  • End feelは?
  • 制限因子は?
  • どの制限に対して介入しているの?
  • どのADLの改善に繋げたいの?
  • そもそも拘縮の原因は?

などどのくらい意識してやっているでしょうか?

今回はROMexについて改めて確認をしていきます。

 

ROMとは

ROM(関節可動域)とは

各関節が運動を行う際の生理的な運動範囲。

身体の各関節が、傷害などが起きないで生理的に運動することができる範囲(角度)のことを示します。

関節可動域の測定は、自然に立っている状態で体幹や四肢のとる肢位を解剖学的肢位0°とし、関節角度計を用いて関節の運動範囲を5°刻みで測ります。

関節可動域は、靱帯・腱・筋肉および関節包がどの程度強固に関節を取り巻いているかによって決まります。これらの構造がよりゆるく柔軟であればあるほどより大きく動くことができ、逆に強固であるほど動きは小さくなります。

引用 eヘルスケアネット 関節可動域  https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-060.html

 

ROMex(関節可動域訓練)はこの関節可動域の維持・改善のために行う他動運動や自動運動を指します。

 

ROMexの目的

ROMexの目的は以下の6つとされています。

  1. 非活動性によっておこる拘縮の防止、及び改善
  2. 固有受容器を刺激することによる運動覚、位置覚の再教育
  3. 関節を動かすことによる関節機能の正常化
  4. 肢位の変化による血流の改善
  5. 筋の短縮の防止、および改善
  6. 日常生活動作能力の改善

つまり、ROMexの大きな目標はADLが変化することです。なのでROMexではまずなんのADLを変化させたいのかを明確にする必要があります。

 

ROMexには大きく分けて

他動運動:他動的な関節運動に加えて、体位変換、シーティング、ポジションングも含む

自動運動:単関節の運動に加えて、複合的な動き、ADLに合わせた動作練習も含む

の二つがあります。

 

ROMexの注意点

ROMexを行うには

  • 関節の正しい動き、正常可動域を知ること
  • 対象者の制限因子を明確にする
  • 適切な運動を選択する

ことがポイントになります。

もちろん、安静が必要な状態の場合にはROMexは適応外となります。

 

ROM制限の原因は?

ROM制限の原因は

  1. 骨・軟骨などの関節構成体の問題
  2. 皮膚・関節包・骨格筋の変化による問題

の2であり、リハビリの対象となるのは

2.皮膚・関節包・骨格筋の変化による問題

になります。

沖 田 実 :関節可動域制限の発生メカニズムとその治療戦略 理学療法学 .2014:41.8:523-530

 

ROM制限の評価

骨・軟骨などの構成体の問題は画像診断で評価します。

画像所見で構成体の問題であれば主治医に相談してオペの適応を検討してもらうか、保存療法を選択する場合は代償動作の獲得が目的になります。

皮膚・関節包・筋骨格の制限因子は厳密に言えば完全に分けることはできません。

評価の一つとして

  • 皮膚:制限の無い肢位での皮膚の滑走性、最終可動域での 皮膚の滑走性を評価
  • 関節包:関節の緩みの肢位での関節の遊びを評価
  • 筋骨格:伸長性低下の場合は他動での関節可動域、筋スパズムであれば自動での関節可動域を評価

してみましょう。

そして皮膚・関節包・筋骨格の問題として拘縮というものがあります。

拘縮についてはこちら>>>拘縮について勉強してみた

今回はここまで、次回は実際にROMexについてお手絶えしていきます。
実技を学びたいならこちら>>>【触診が苦手な方限定】ROMexを効率的に行うための触診・アプローチ法セミナー

まとめ

ROMexについて勉強してみた

  1. ROMexの目的はADL
  2. 正しい動きを理解する
  3. 可動域制限の原因を明確にする

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