毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
本日は療法士の新人教育のポイントについてお伝えします。
リハビリ科の雰囲気作りとして大切なことは?
リハビリ科の雰囲気作りとして問題点のひとつとなるのは、新人が萎縮してしまうことです。「それなんのためにやっているの?」「目的は?」などと、ついつい言ってしまいがちですが、自分が新人の頃にそう言われてどうだったか思い出してみてください。
わからないものはわからないと言える環境を用意することが大切です。
そのような環境を作るためには、管理職自身や5年目以上の中堅の発言や行動に注意が必要です。
新人教育をする立場として威厳を示す必要はなく、むしろ自分自ら新人に「わからない」と言っている姿勢を見せることも大切です。
質問をされてわからないことがあった時には、正直に「自分もわからない」と伝え、わからないときには一緒に調べたり誰かに聞いてみたりして解決できると新人も質問しやすい環境ができます。
業務の説明方法について
業務の説明方法について、まず一度目にはやり方を説明します。やり方を説明するだけでなく、その後に必ずアウトプットしてもらいましょう。
そうすることで、自分のイメージと相手のイメージが結びついているかがわかります。
わからないと言って良い環境を作ること、アウトプットすることがポイントです。
そして、絶対に間違えないということはないと思います。もし間違えた場合、また同じ説明をしては相手には伝わりません。なので、2度目の説明は解析にポイントを絞ってみましょう。
2度目は説明をするというよりも、何がわかっていないのかを共に整理していくようなイメージでいると良いでしょう。
新人教育については今後もお伝えしていきますので、一緒に良い環境作りをしましょう。
まとめ
療法士の新人のポイントについて
1. リハビリ科の雰囲気作りとして大切なことは、「わからない」と言える環境を作ることである。
2. 管理職自身や5年目以上の中堅が「わからない」と言っている姿勢を見せ、わからないときに一緒に調べたり誰かに聞いてみたりして解決できると新人も質問しやすい環境が生まれる。
3. 業務の説明方法はまず1度目はやり方を説明しアウトプットしてもらい、2度目は同じ説明はせずに解析にポイントを絞る。
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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