『肩関節の正しいROMex』

ROMexの正しい方法

皆さんは肩関節のROMex時に何を意識していますでしょうか?
この目的を間違えることで、ROMex効果のあるものと、ないもの、に分かれてしまいます!
今回のコラムでは2部作に渡り、肩関節を例にROMexの正しいやり方、目的を解説していきましょう!


ROMexとは?


関節可動域=ROMは、「Range Of Motion」の略であり、exとは、exercise(エクササイズ)=運動 という意味でROMexは、関節可動域運動という意味です。

では、その目的は?

療法士の皆さんが考えているROMexの目的は『関節可動域を維持・改善』ではないでしょうか?
学校や、実習でもこのように習いました。
私も臨床に出て何も考えずにROMexを実施していた時はこの目的しかありませんでした?


本当に可動域拡大・維持ができるのか?


臨床にでて2年ほどが経ち、ある事実に私は気づきました。
『ROMexして可動域が改善した人いたっけ?』
答えはいませんでした・・・・
可動域の改善をしたければ、低下させている原因にアプローチした方がはるかに効率よく改善できまからね・・・


ではなぜ文献上も学校でも可動域拡大・維持が目的なのか?


この目的は決して間違えではありません。
ただ、一つ付け加える必要があります。そのキーワードは『自動運動』です!
つまりROMexの本当の目的は『自動運動時の関節可動域の拡大・維持』なのです。


その根拠は?


皆さんも経験があるのではないでしょうか?
肩関節の他動の可動域に問題はないのに、自動になると肩甲帯から動かそうとする人を。
これはどのような状態なのか?

心理学者ドナルド・ヘッブよると、

ニューロン間の接合部であるシナプスにおいて、シナプス前ニューロンの繰り返し発火によってシナプス後ニューロンに発火が起こると、そのシナプスの伝達効率が増強される。また逆に、発火が長期間起こらないと、そのシナプスの伝達効率は減退するというものである。

 

つまり、正しい運動を長期間実施しないことにより、伝達効率が落ち、運動を忘れてしまうということです。
そのため、ROMexでは

他動運動にて正しい運動を誘導

半自動運動

自動運動

という流れで『運動の再学習』をしてもらう必要があります!
これにより『自動運動時の関節可動域の拡大・維持』が可能になるのです!

どうでしょう?
ROMexの正しい目的を理解してもらえたでしょうか?
次回は、より正しい方法を肩関節を例にしてお話していきますね!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳

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