ROM測定の基礎②from リハコヤ

ROM測定の基礎②

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

 

本日もROM測定についてお話ししていきます。

 

 

関節可動域の制限因子とは?

 

関節可動域の制限因子には骨・軟骨などの関節構成体によるもの、軟部組織によるもの、痛みによるものの3つがあります。

 

 

 

関節可動域制限を同定する因子

 

各制限因子をエンドフィールや主観的感覚によって同定することができます。

 

 

 

ROM測定でわかることは?

 

参考可動域以下だった場合、エンドフィールはどうなっているのかを先ほどの表を参考に考えてみましょう。考えられる要因が筋の場合はMMTと触診を、関節包や靭帯の場合は整形外科テストで確認をして、制限因子を同定していきましょう。

このように、ROM測定をする際にエンドフィールを感じることで、MMTや整形外科テストなど他の評価にも繋がり、制限因子は何かを考えることができるようになります。ぜひ臨床で活かしてみてください。

 

 

まとめ

 

ROM測定の基礎②

1. 関節可動域の制限因子には骨・軟骨などの関節構成体によるもの、軟部組織によるもの、痛みによるものの3つがある。

2. 関節可動域の制限因子はエンドフィールや主観的感覚によって同定することができる。

3. ROM測定でエンドフィールを感じることで、MMTや整形外科テストなど、他の評価と繋げて考えることができる。

 

 

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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