こんにちは!
いつも患者さんに「楽して歩きやすくなれる方法はないの!?」と質問されている林です!
もう出勤すると毎回毎回質問されるのが辛くて辛くて、
病院に来たくなくなってしまいそうだったので、楽して歩くのに反対派の林ですが、、、
患者さんのことを思うと調べずにいられませんでした( ;∀;)
そうしたらなんということでしょう
色々と出てくるではありませんか!!
体幹、膝、足部などたくさんみると確認は大変でしょうし、
時間も掛かるので今回は股関節に注目しまーす(´ー`)
さて、さっそく紹介していきます!!
①股関節のモビライゼーション
方法は股関節屈曲30°、外転30°、軽度外旋位、足関節背屈位で行います。
そのまま下肢の長軸方向に離開し、
股関節のエンドフィールで深呼吸を3~5回行います。
この時、関節の構成、形状、運動軸をイメージするのがポイントになります!
②腸腰筋の筋膜リリース
方法は背臥位で股関節を屈曲位にします。
大腰筋を触診し深呼吸を3~5回します。
この時は起始・停止、作用をイメージするのがポイントになります!
注意点は女性の生理3日目まで、腹部のOpe直後、婦人科系疾患には行わないようにしてください!
③つまづきに股関節!なんでなの!?
石井によると、
“立脚後期に股関節が伸展しないと、遊脚のために下肢を屈曲させるための腸腰筋の弾性エネルギーを確保できず、遊脚に問題が生じたりする 1)より 一部改変”
つまり腸腰筋がバネのようにエネルギーを蓄えるため足が降り出せるんですね!!
そのためにはそもそも股関節が伸展しないといけなそうです!
まとめると、、、
つまづく原因として
①腸腰筋の筋の不全、筋力低下
②股関節の伸展制限
が考えられます!
2点を意識して、リハビリをすることで、つまづきを改善することができるかもしれません!!
つまづかなければ、病棟内の移動や外出もよりしやすそうですね!
股関節に着目することで、つまづきを改善できちゃうかもしれないと思うと、
明日からワクワクしませんか!?
具体的な方法はこちらで一緒に勉強しませんか?
参考文献
1)石井慎一郎著:動作分析 臨床活用講座 バイオメカニクスに基づく臨床推論の実際