こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。
先日、スタッフとセミナーの振り返りをしている時に、担当していた患者さん・利用者さんの評価が話題になりました。
今、臨床で働いている療法士の皆さんは、忙しい中、評価・介入の流れを実施していると思います。
そこで!
知っておくと得する療法士活性化委員会がおすすめしている股関節の評価方法についてお話ししていきましょう。
目次
- 仮説→検証のためには
- 股関節伸展に必要な要素
- 結局、何を評価するのか?
- まとめ
1、仮説→検証のためには
まず、介入メニューを決定するためには、仮説→検証をする必要があますね。この流れで問題点を正確に把握し、アプローチしていくことが大切です。
その中で、まず、仮説を立てられるようにならないといけません。
そのために、股関節の解剖学・運動学に沿った評価を実施していくことが大切です。
2、股関節伸展に必要な要素
では、股関節の解剖学と運動学を考えていきましょう
まず股関節は臼関節であり、非常に不安定な関節です。
つまり、安定して伸展するためには、結合組織と筋の状態が整っていることが大切ですね。
股関節伸展に必要な結合組織は?
というと何が思いつきますか?
- 股関節の関節包
- 靭帯
- 仙腸関節靭帯
・・・etc
が思いつきます。
次に
筋を考えると
- 大腿四頭筋
- 腸腰筋
- 大臀筋
- ハムストリングス
・・・etc
が思いつきます。
みなさんも思いつくだけ、メモを取ってみてください。
3、結局、何を評価するのか?
上記にも書きましたが、非常に多いですね。
では、結局何を評価すればいいのでしょうか?
・・・
・・・
答えは全部です。
股関節の伸展を阻害している要因は人ぞれぞれ違うはずです。
その要因を把握するためには、考えられる要因を1つ1つ評価していくことが1番正確で、1番早くその人を把握することができます。
少なくとも9年目の私はこの1つ1つの評価を丁寧に実施する事を心掛けていました。
4、まとめ
どうだったでしょう?
この関節を見るときはここ!この動作があるときはこの評価!というものはありませんね。
動きを見て、その関節運動に必要な要素を1つ1つ評価していくことが大切です。
ぜひ、臨床でも意識して欲しい点ですね。
その中でも、評価の順番を意識していくことが大切です。
療法士活性化委員会では、この評価・解釈を学べる場を用意しております。
Assessmentコースでは骨盤、脊柱、股関節、膝関節、足部、肩関節、呼吸・嚥下の評価・解釈・介入方法をお伝えしております。
この流れで受講していただくことで全身を短時間で評価することが可能となります。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳