こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。
急性期や回復期、または生活期でも多く実施されていますサンディング。
上肢の分離運動だー
肘と手指をしっかり伸展してー
・・・本当にこれでいいのだろうか?
そんな方が結構いるのではないでしょうか?
このサンディング・・・
実はあるポイントに注目するとより効果的にできる方法があります。
本日はそのポイントについてお話ししていきましょう
目次
サンディングとは?
何を目的にしている?
ではその時に見てもらいたいポイントは?
まとめ
サンディングとは?
臨床でよく見るサンディング。ではどんな目的で実施しているのでしょうか?
私は新人の時に実施していた目的は
・BRSⅢからⅣへの分離促通
・肘関節の関節可動域訓練
・前方リーチングの動作訓練
などでした。一言にまとめると上肢の機能訓練ですね。
でも、これをお伝えしておいて『本当にこれでいいのか?』といつも疑問がありました。
何を目的にしている?
サンディングの目的は私の場合、リーチングの動作の改善・維持でした。
つまり、生活の中で上肢がより利用しやすいように実施していることを目的にしているのです。
でも、サンディングを実施していてもうまく利用できる人、できない人に分かれてきました。なぜか?
実は、利用できる人には共通的がありました。その共通点こそ今回のポイントとなります。
ではその時に見てもらいたいポイントは?
そのポイントとは・・・
腰椎と胸椎の伸展状態です。
リーチングをする際に、円背姿勢のままでは生活の中で活かすことができません。
逆に利用できる人はサンディングの際も、胸椎・腰椎がしっかり伸展し、体幹も利用してサンディングをしていたのです。
これを考察した結果、サンディングは体幹の訓練としても利用するようになりました。
まとめ
いかがだったでしょう?
どうしても多く動く部位に視点が行きがちですが、その周囲の関節の運動が実は重要であるという実例でした。皆さんも、しっかりと全身の状態を把握して、目的を持ってリハビリメニューを考えてみてくだいさいね。
療法士活性化委員会では、この評価・解釈を学べる場を用意しております。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳
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