動作分析から見る問題点の抽出とアプローチ法 〜開催報告〜

動作分析から見る問題点の抽出とアプローチ法 〜開催報告〜

こんにちは、本当動作分析って正解がないな〜と実感している療法士活性化委員会委員長の大塚です。見る人によって視点が様々あるなと思いません?

理学療法士大塚久

10月20日(日)療法士活性化委員会主催、

動作分析から見る問題点の抽出とアプローチ法

が開催されました。

このセミナーは大塚自身が動作分析ができなかったところから始まったセミナーです。なんせ評価実習の登記の歩行分析のレポートに「歩けてます」の一行で実習を終わったくらいです。

講師は大塚が担当し、見るポイントが多い動作分析をなるべくポイントを絞り動作の繋がりと臨床に生かすためにどうするか?というテーマでお伝えさせていただきました。

それでは開催報告です。

まずは自己紹介

1日一緒に学ぶ仲間としてお互いに自己紹介、お互いに自己紹介、名前や職種、今悩んでいることなどをお話ししていただきました。

動作分析をする目的は?

そもそも動作分析を何を目的に見ているかの確認です。
僕もそうだったのですが動作分析で問題点原因の両方を一度にみようとしてしまいます。
そもそもこれを一度に見るのはかなり難しいです。だから苦手と感じる人が多いんです。
そこで目的別にどの動作を見るかをお伝えしました。

まず動作分析をしてみよう!

最初は今自分が行っている寝返り、起立、歩行の分析をやってみます。皆さんの感想は

「どこをみていいかわからない」

「全然わからない」

「問題点がわからない」

といった声が聞かれました。

 

寝返りの基本動作、起立動作、歩行との繋がりは?

問題点を抽出するには基本動作を見る必要があります。その基本動作をゆっくり行ってもらうことによって運動のスムーズさと体の分節性を見ていきます。スムーズに動かない、分節的でないのは筋による制御やそもそもの関節の可動性、筋力、運動自体の学習などの問題点が考えられます。

そして寝返りの基本動作はその動きが起立、歩行にも繋がっていきます。
起立・歩行を動作がなぜできないかを寝返りの動作分析からお伝えし、寝返りのどの動作を改善することで起立や歩行にも影響するかを考えていきました。

動作分析で抽出した問題点に対してアプローチをしてみる

みたポイントが本当に問題点なのかどうか触診し、動かして確認をしてみます。動作分析は動作ができているかどうかをみるだけであり(by加藤淳)、実際に動いていない部位が問題かどうかは局所の評価をしないと分かりません。そこで必要になるのが触診とアプローチ方法です。

動作分析分析→問題点の抽出→局所の評価→触診・アプローチ→再評価

この過程を繰り返し練習します。この過程が動作分析から仮説を立て検証する流れです。

   

最後に

僕自身動作分析がすごく苦手でした、そしてリハビリ自体も自信を持って提供できていませんでした。そんな自分を変えたくてたくさんの勉強会や研修会にも参加しました。もちろんとても参考になることばかりだったんですが、正直難しい話や難しいアプローチ方法は僕にはできませんでした。そして自分はやっぱりダメなんだなと思っていました。
そんな中ある有名な先生の勉強会に参加した時、その先生は特別な手技を使わず、本当に基礎的な知識と技術だけで目の前の方に評価して仮説を立て、アプローチをして検証し結果を出していました。
そんな大塚自身の経験から療活では基礎的な知識と技術で誰にでもできるようななるべく簡単な方法で内容を構成しています。
基礎的なことをするだけでも十分変化は出すことができます。簡単なことはレベルが低いわけではありません。むしろ大事なところだけで余計なことがないから簡単なんです。簡単なことをするのを恐れないでください。
療活では目の前の患者さんをなんとかしたくいけどどうしていいかわからななくて悩んでいるあなたを全力でサポートします。
一緒に患者さんに信頼されるて「ありがとう」と言われる療法士になりませんか?
>>>動作分析から見る問題点の抽出と評価・アプローチ法
>>>動作分析ワークショップ

ありがとう

平均おすすめ度 9.6点

OT 急性期 9点
・明日から臨床で使える知識や技術を得られた。基本を学ぶことができ様々な場面で生かせる
・動作分析だけでなく具体的なアプローチも学べた

OT 急性期 10点
・とても分かりやすくて実際に臨床で生かせることばかりだった
・評価の見るべきポイントが理解できた

OT 急性期 9点
・基礎的なことを知りたい人にはすごく分かりやすく、実技も交えてもらえるので臨床で応用しやすいと感じた
・1つの問題点に対して直帰的な原因とアプローチ方法をしっかり理解することができた

PT 回復期 10点
・動作のみるポイントがわかった
・何が知りたいか?それが知れたかどうかを聞いてもらえる
・動作の中で立ち直りがイメージできた
・基本動作を見る必要があることがわかった
・寝返り、起立、歩行の動作の関連性がイメージできた

OT 回復期 10点
・とても分かりやすく、かつ簡単でシンプルな徒手的手技も学ぶことができた
・どのように評価するのか?動作の見るポイントがわかった
・臨床に悩んでいる人にすすめたい

PT 回復期 10点
・丁寧に説明してもらえて分かりやすい
・動作分析で見るポイントがわかった

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