こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。
今回は「目の前で起きている現象をどのように言語化していいのか分からない・迷いがある。」「それらを人に伝える過程で、どの要素を伝えたらいいか混乱する・焦る。」という質問を頂いたのでこれらについて解説して行きたいと思います!!
ポイントは
・何が伝わったかを意識する
- 相手を理解する
- 言語化、図式化する
- 結論→根拠→結論の順で書く
確認しましょう!!
カルテを書くのはなぜ?
- 義務
- 記録
- 保険請求の根拠、医学教育の資料
の理由からカルテが必要です。
要は暗黙知、体験知を形式知にする作業です。
伝える相手はすべての方が対象で、医療従事者はもちろん、家族、対象者本人にも開示する義務があります。
伝えるために必要なこと
大事なポイントは2つ
- 何を伝えるか
- 何が伝わったか
です。伝える内容ももちろん大事なんですが、伝えた中で何が伝わったかも大事です。伝わったかどうかは相手の反応がすべてです。そのためのポイントが
- 言語化
- 図式化
です。
伝えるための前提
まず相手のことを知りましょう。相手が
- どの程度の前提情報をもっているか?
- どのくらい解釈できるか?
- 相手の価値観はどんなものか?
を確認しましょう。
伝えるための方法
伝えるための方法は大きく2つ
- 言語化:言葉で表す
- 図式化:図で示す
です。
言語化のポイント
言語化するときは5W1Hで表現しましょう
図式化のポイント
図式化するには表したい事例に合わせて
- 階層性 → ピラミッド
- 比較 → 棒グラフ、前後で比べるなど
- 関連性 → 矢印で繋ぐ、枠で囲む
- 割合 → 円グラフ
などを使ってみましょう。
伝えるための順番
物事を伝えるにはまず話の方向性を伝えて
- 結論:全体像、結論
- 根拠:3つのポイント
- 結論:全体像、結論
の順で伝えましょう。
結論で挟むことで何を伝えたいかを明確にします。
リハビリの内容を伝えるには?
リハビリでは基本結論は目的のことが「できている/できていない」です。
伝わりやすい言葉は
- 力が弱っている(筋力低下)
- 関節が固まっている(関節可動域制限)
の2つが養成校でかならず習うことであり。他職種、家族にも伝わりやすい言葉になります。具体例はリハコヤでお伝えします。
>>>臨床で悩む療法士のためのオンラインコミュティ“リハコヤ”
まとめ
伝え方について勉強してみた
何が伝わったかを意識する
- 相手を理解する
- 言語化、図式化する
- 結論→根拠→結論の順で書く
確認しましょう!!
>>>臨床で悩む療法士のためのオンラインコミュティ“リハコヤ”
療活では患者さん、利用者さんの目的を達成のサポートができる療法士が増えることで療法士自身も、患者さん利用者さんも笑顔になることを目的に活動しています。
あなたも当たり前のことができるようになり「ありがとう」と言われる療法士になりませんか?
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