毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
私は機能を回復すればADLは変わるはずだと思っていました。またADLの繰り返しは意味のないものだと思って機能訓練ばかりしていました。でもADLは変わらないことが多々あります。今回はその点についてお伝えします。
機能が変わればADLは変わるのか?
これは一部の若い方などを除けば、ADLは変化しないことが多いです。そのためADL訓練が必要になります。
機能訓練が必要かどうか?
まず機能の改善が可能かどうかを評価しましょう。
機能的なアプローチをして即時効果が出る場合はまだ機能改善が望めるので機能改善も併せて行っていきましょう。もし即時効果が出ない場合は機能改善は難しいと考えられるため、今ある機能でどのようにしたらAD L動作ができるようになるかを考えましょう。
ADL訓練のポイント
まず意識してやること。
やり方を覚えていただくために意識してやるようにしましょう。そこである程度定着するまでやります。
続いて無意識でやれるようにする。
意識してできるようになったら今度は動作をしながら何か別のことを考えてもらうように別の話題を振りながら行っていただきました。
機能改善が難しい場合は使える機能の範囲内で効率的な動作を考える、または福祉用具などを用いて行っていきましょう。
まとめ
ADL訓練のポイントについて
- 機能が変わってもADLは変わらない
- 機能改善ができるかどうかを即時効果で判断する
- 機能改善ができなければ動作の方法や福祉用具を考える
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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