認知症を持つ人に寄り添うには

認知症を持つ人に寄り添うには

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

今回はリハコヤの中でいただいた

「認知症の方で20分などの短い時間おきに「トイレに連れてってください」という患者をたまに目にします。介護スタッフで優しい人は「さっき行きましたよ」と言い、他の人は「オムツの中にしていいのよ」と言い、まtあ忙しいので無視している人もいますが、どう接した方がいいのか考えさせられます。」

という質問に私なりの考え方をお伝えしたいと思います。

 

認知症のお持ちの方

まず言葉の表現の方法です。私は「認知症の人」ではなく、「認知症をお持ちの方」と表現します。「認知症の人」と表現してしまうと認知症の方に目が向いており、その方そのものに目が向いていません。

認知症の人ではなく、認知症をお持ちのその方という意識をまず持ちましょう。

 

なぜ介護さんがその言葉を使うのか?

そもそも

  • 認知症を理解していない
  • 介護の先輩がそのような態度をしている

など、その方がなぜその言い方になっているのかをまず考えてみましょう。

 

それを踏まえた上でその施設の認知症についての教育体制が整っているのかを確認していきましょう。

それを確認することによって相手の理解度に合わせてチームで認知症をお持ちの方に関わることができるようになってきます。

 

具体的な対応の例

質問にあった

「20分などの短い時間おきに「トイレに連れてってください」という患者」

の場合、まず実際にトイレに行って出るか出ないかを確認しましょう。

 

その様子を確認してチームで情報を共有します。

ここでポイントとなるのは自分がまず行動しましょう。患者さんが声をかけてくれているは自分自身です。まず自分が介護をしてみてどうゆう状況だったかを共有しましょう。

 

まとめ

認知症を持つ人に寄り添うには

  1. 「認知症の方ではなく」、「認知症をお持ちの方」
  2. 実際に訴えを実行してみてどうだったかを観察する
  3. 誰かにやってもらうのではなく、まず自分が率先して動く

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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