【腰部脊柱疾患 シリーズ】腰椎椎間板ヘルニアのリハビリって? ~病態編~

皆さん、こんにちは

療活の林です。

私は現在、整形外科のクリニックに勤めています。そこでは脊柱疾患の患者様のリハビリを担当する機会が多くあります。でも大きく「脊柱疾患」と言っても病態はそれぞれ異なり、はリハビリにも禁忌が多く、正直何から始めていいかわからないことってないですか?

そこで私が腰部脊柱疾患の患者様のリハビリを行うときに確認している
【病態】【評価】【治療】
を疾患別にまとめて記事にしてみたいと思います。

まず最初は

「腰部椎間板ヘルニア」

からいってみたいと思います。

ちなみに腰部脊柱疾患とは、、、

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 脊柱圧迫骨折

などがあります。

脊椎圧迫骨折シリーズはこちらから
「脊柱圧迫骨折のリハビリって?~その1 介入で大事な3つのポイント~」
「脊柱圧迫骨折のリハビリって?~その2 ~リスク管理~」
「脊柱圧迫骨折のリハビリって?~その3 ~回復過程~」
「脊柱圧迫骨折のリハビリって?~その4 ~評価の順番について~」

腰椎椎間板ヘルニアの病態について

症状としては、椎間板の髄核や線維輪が膨隆または脱出することで、
神経根や馬尾神経を圧迫し、腰痛や下肢の痺れ、筋力低下を生じると言われています。

まず、確認しておくポイントとしては3つ。

  1. 力仕事を行う20~40歳代の男性に発生しやすい
  2. 椎間板内圧が高まる姿勢を繰り返すことにより症状が増悪する
  3. L4/5間のヘルニアが発生した場合はL5神経の麻痺が起きる

の3つです。

1.力仕事を行う20~40歳代の男性に発生しやすい

重労働では工場勤務などで思いものを運ぶ事や
漁業、農作業など身体を前屈させて行う人に多くみられます。
また男性では運送業で長距離運転、積み荷を降ろす事が原因として考えられます。
上記の仕事内容は男性が勤める事が多いため、発生しやすいと思われます。

2.椎間板内圧が高まる姿勢を繰り返すことにより症状が増悪する

高齢者では、自宅などに居る時間が多く、
テレビ、読書などをしていると座位時間が長くなってしまいます。
また、物が下に落ちた時、わざわざしゃがんで取る事はないと思います。
そうすると、中腰で腰に負担をかける動作がどうしても増えてしまうと考えられます。

3.L4/5間のヘルニアが発生した場合はL5神経の麻痺が起きる

好発部位はL4/5、L5/S1、L3/4の順となっています。
ちなみにL5/S1ではS1神経の麻痺、L3/4ではL4 神経の麻痺が生じます。
好発する理由として椎間関節の形状や腰仙角の影響などがしており、そのまま腰を伸ばした状態では腰椎が仙骨から滑り落ちてしまうため、腰椎を屈曲して姿勢保持をしてしまうのではないかと考えます。
関節の構造は解剖の書籍を確認してみましょう。

これらのことを踏まえて確認する事は?

  1. 仕事内容
  2. 自宅、職場での過ごし方
  3. 腰椎、骨盤の解剖の勉強

の確認が必要だと考えます。

これらを確認したら次は実際の評価に移っていきたいと思います。

次回は腰椎椎間板ヘルニアの姿勢・動作評価についてです。

お楽しみに〜

病態を理解し、患者・利用者さんの人生を再デザインしませんか。

療法士活性化委員会
認定インストラクター 林 凌磨

参考文献
1.中尾 浩之 著:よくわかる腰痛症 原因と治し方 2016年
2.永木 平載 著:よくわかる腰・腰椎の動きとしくみ 2017年

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腰椎椎間板ヘルニアのリハビリって

~病態とは~

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