こんにちは、療活の大塚です。
療活してる?
先日ADLを効率的に行うための触診セミナー/基本動作から見る問題点の抽出とアプローチのセミナーでリハビリの流れをシンプルに4つのポイントで説明しました。
「リハビリの流れを効率化する」ための仕組みです。
非常にシンプルな仕組みですが、これがリハビリの流れを効率化させるうえでものすごく役に立つルールだったので、皆さんに紹介したいと思います!
リハビリの流れを効率的にする4つのポイントってなに?
リハビリってよく「仮説と検証の繰り返し」って言われませんか?本当にその通り。仮説と検証を繰り返すことで患者様、利用者様の社会復帰を達成することがリハビリの目的です。
それと比べると4つのポイントはシンプルさでは少し劣りますが、主旨は同じです。
しかし「仮説→検証」と違う点は目的を明確にし、ポイントをもっと具体的にすることで「どこでつまずいているか?」が明確になります。ちょっとしたポイントなんですが毎日にリハビリに大きな差が生まれてきます!その利点を順に説明していきますね。
リハビリの流れの効率化の利点! 目的の明確化×問題点の明確化×やる気UP
1.主訴・HOPE(demand)を明確にする
まず患者様がどんな理由でリハビリを行い、どうなりたいのか?を明確にします。この「どうなりたいのか?」を達成することがリハビリの目的になります。ここが明確でないとどんなに機能や動作が改善しても意味がありません。
2.動作分析をする
リハビリでは日常生活で何かしらの動作が制限されていることがほとんどです。そこでまず制限されている動作を分析してみましょう。
ここでポイントとなるのは原因を知りたい場合は日常生活動作、問題点を抽出するにはパターンの決まっている基本動作を分析してみましょう。
3.局所の評価をする(仮説の立案)
基本動作で抽出された問題点を裏付ける局所の評価をしていきます。
評価はシンプルに3つのポイントを評価します。
- 可動域
- 筋力
- 運動学習
の3つです。
4.アプローチをする(検証)
抽出された問題点に対してアプローチを行います。アプローチも3つの段階で行うことでADLの改善までつなげていきます。
- 動きやすい状態にする
- 意識的に動かす
- 無意識で使える
アプローチを行ったらまた最初の主訴・HOPEに戻ってそこが達成されているかを再評価します。ここまでの流れが「仮説→検証」を具体化したものになります。
まとめ 〜リハビリの効率化〜
4つのポイントはリハビリの目的を明確にし、見るポイントを絞ることで効率的にリハビリを行うものです。どの患者様にもすぐ使えるとは限りませんが、うまく運用すれば毎日のリハビリがぐっと加速して効率的になります。
まずは最初の「主訴・HOPEを明確にする」ところから始めて見てはいかがでしょうか?
と、頭ではわかっていても実際の臨床ではうまくいかない。僕がみなさんの立場でもそう思います。
それを仲間と一緒に学ぶ場所を提供しているのが療活です。
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