ポジショニングってどうやるの?基本と実践のポイントを教えます!

こんにちは!
患者さん・利用者さんの問題点を一緒にさがす!を基本にしている加藤です。

療法士にとって、ベッド上のポジショニングを考えるのは仕事の一部。とはいえ、始めはどうしたらいいかわからないですよね。そこで今回は、新人療法士に向けて、ポジショニングの基本と実践のポイントをお伝えいたします。

そもそもポジション二ングにはどんな目的があるのか?

臨床上の目的としては

  • 褥瘡予防、改善
  • 呼吸の確保

などが挙げられますね。

褥瘡予防で大切なのが、局所に対する圧迫と剪断力の解放です。
また呼吸の確保は最も重要と考えています!ここで呼吸へのアプローチをしておくことで早期離床がにつながるからです。

どんな手順で準備するの?

  • ポジショニングの目的を決める

ポジショニングを実践するにあたり、「何を目的にしているのか?」を明確にしていないとその先に進むことができません。また目的が統一されていないとチームアプローチも成り立ちません。

  • 現状を把握する

目的を確認したら、次に対象となっている方の現状を確認しましょう!つまり評価になります。この評価を実施することで問題点を抽出し、アプローチが可能になってくるのです。

  • ポジショニングで必要な可動域を確保する

理想的なポジショニングを考えたら、そのポジショニングが可能か?を確認します。もし可動域に制限があった場合はポジショニングと同時に個別リハビリの際にしっかりと可動域の改善に取り組みましょう。

  • ポジショニングの実践

目的、現状把握、可動域の確保ができたらいよいよ実践です。ポイントとしてはその人が楽な姿勢をいかにとるかをメインに考えましょう

  • 他部門への伝達

ポジショニングの目的・現状・今後の方針・協力してもらいたい点を簡潔にまとめ、他部門へ伝達し、チームアプローチとして取り組んでいきましょう。
実際のポジショニングを学ぶにはこちら

ポジショニングの実践ポイント!

ポジショニングを実践する時にはいくつかポイントがありますが、今回は3つのポイントに絞っていきましょう。 

1 頸部は軽度前屈位にする

頚部を伸展位にすることで、呼吸を確保しようとする場合があります。しかし、この伸展位にしてしまうことで、嚥下反射の遅延が生じ、誤嚥する機会が多くなります。日本人の死因の第3位が肺炎です。頚部を軽度屈曲位にすることで誤嚥性肺炎を予防しましょう。

 2 全身のねじれ、傾きをなくす

特に体幹のねじれは、胸郭の拡張を阻害します。十分な呼吸ができず、換気量が低下し、臥床時でも努力性の呼吸が必要になります。臥床時にATPを多く使用してしまうので、離床時の耐久性は低下してしまいます。

3 身体とマットの間に隙間をなくす
身体とマットに隙間があると、接地面積が減少し、接地していない部分を保持するために過剰に筋が収縮します。過剰な筋の収縮が関節の不動部位を生み出し、局所の循環の低下、可動域の低下などの要因となってしまいます。

まとめ

場合にもよりますが、ここに挙げた手順とポイントをおさえれば、はじめての方もおおよそ問題なくポジショニングをすることができると思います。
そのほかにもポイントとなることを担当しているAssessmentコースでお伝えしております。
1日でポジショニングを学ぶには?>>>実践!シーティング・ポジショニングセミナー

療法士活性化委員会のAssessmentコースでは、骨盤、脊柱、股関節、膝関節、足部、肩関節、呼吸・嚥下をお伝えしております。この流れで受講していただくことで全身を短時間で評価することが可能となります。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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療法士活性化委員会
認定講師
作業療法士 加藤 淳

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