みなさん、こんにちは!
整形外科クリニック勤務、理学療法士の林です。
今回は2019/10/10に開催した「臨床の相談会」について報告します。
内容は
「Motion Analysisの復習」の
- 内容の確認
- 患者さんへの活かし方
- Assessment,Basicとの関連性
について受講されている方から相談がありました。
研修会では勉強して分かったつもりになっても
- どうやればいいんだっけ?
- どんな時に使えばいいんだっけ?
- アプローチして改善しなかったらどうしようか?
なんて事を思うことがありますよね。
私もよく悩みました。。。
そんな自分の経験あるので気持ちはよく分かります。
より患者さん、利用者さんに喜んでもらえるように一緒に頑張った内容を報告しますね!
Motion Analysisの内容確認
Motion Analysisは肩甲帯、骨盤帯、体幹に着目し、
3つの部位と動作の繋がりを「寝返り」を例にして一緒に勉強していく内容となっています。
寝返りは基本動作を行う上での基本となります。
この動作ができるかによって起立や歩行の問題点を把握・解決するヒントになります。
実際に動作分析できているか不安な方はこちらをオススメします!
>>>analysisコース 実践・体験でわかる!利用者さんの生活につなげる動作分析セミナー<<<
動作分析の活かし方
Motion Analysisは寝返りを例に
動作分析を肩甲帯、骨盤帯、体幹の動きを確認していきます。
今回相談いただいた患者さんの内容は
起居動作の改善を目的に行いたいとのことでした。
起居動作は患者さん、利用者さんによって様々です。
なので「パターン」を決めてやってもらうことがオススメになります。
具体的には寝返りで
・腕を真っすぐ伸ばして横向きになってくれますか?→肩甲帯
・お腹を持ち上げるようにして横向きになってくれますか?→骨盤帯
・体を捻じるようにして横向きになってくれますか?→体幹
などこちらからやり方を提示することで「パターン」通りにやってくれるかを確認します。
提示した内容ができない時はその部位が機能低下している可能性があります。
ちなみに今回相談いただいた症例は肩甲帯の機能低下が疑われました。
ただ本当に機能低下しているかは分からないですよね?
ここで必要なのが「評価」「アプローチ」になってきます!
実際に評価かできているか不安な方はこちらもオススメします!
>>>「効率的なアプローチを行うための全身の評価とアプローチ法」<<<
AssessmentとBasicとの関連性は
肩甲帯の機能低下の時は
Assessmentで行う肩の評価を行いました。
内容は
・胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲胸郭関節・肩甲上腕関節の評価を主に行います。
ご興味がある方はこちらへ➡>>>「Assessment 肩関節編の内容」<<<
アプローチ法については
Basicで行う
・胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲胸郭関節・小胸筋
・肩甲上腕関節・棘下筋・肩甲下筋
またAssessmentで大胸筋、広背筋、大円筋、小円筋のアプローチも行います。
ご興味がある方こちらへ➡>>>【触診が苦手な方限定】6日で学ぶ評価・アプローチのための触診セミナー<<<
この時にポイントとなるのが「触診」になります。
動作分析、評価、アプローチを行うときは関節や筋のイメージがなければ上手く行うことは難しいです。
評価方法やアプローチはコースで受講するのがオススメですが、
1日で知りたいという方はこちらもあります。
>>>「1Dayセミナー 一覧」<<<
Motion Analysisのまとめ
Motion Analysisでは基本動作に必要な寝返りを例に肩甲帯、骨盤帯、体幹を分析
Assessmentは各関節・筋の評価を行い問題点を把握
Basicにて問題点のある部位のアプローチとそれに必要な触診
それぞれを一緒に勉強していきます。
これらはリハビリに必要最低限な内容になっていきます。
勉強していくのは大変だと思いますが、
患者さん、利用者さんのために一緒に頑張っていきましょう!!
療法士活性化委員会
認定インストラクター 林凌磨
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