こんにちは、OTとPTのみかたの違いを実感している療法士活性化委員会委員長の大塚です。結構違いますよね?
10月19日(土)療法士活性化委員会主催、
【OT限定】OTにとるOTのための歩行分析セミナー
が開催されました。
このセミナーは当時受講生だったOTの保田さんが「PTさんみたいな歩行分析ができないんです、どうしたらいいですか?」
という質問から始まったセミナーです。
講師はもちろん質問していただいたOTの保田先生。保田先生が悩んで実際に現場で行っている歩行分析をOTの目線でお伝えいただきした。
それでは開催報告です。
まずは自己紹介
1日一緒に学ぶ仲間としてお互いに自己紹介、お互いに自己紹介、名前や職種、今悩んでいることなどをお話ししていただきました。そしてグループに分かれて今ある歩行に対しての悩みと、歩行が見れるようになったらどうなりたいかを出し合っていただきました。
OTがみる歩行とは?
まずは歩行について解説。
「OTとして歩行が全てではないと多いながらも“歩ける”となると患者さんの意欲が上がることも事実。意欲を上げるためにも歩行は見れたほうがいい。ただ意欲だけでは歩行はよくならない。」
「歩行は生活の中の一つの手段としてみれるようになるといい」
と保田先生はお伝えしていました。
まずは歩行分析をしてみよう!
最初は今自分が行っている歩行分析をやってみます。皆さんの感想は
「どこをみていいかわからない」
「全然わからない」
「問題点がわからない」
といった声が聞かれました。
みるポイントを絞ってみよう
歩行分析は見るポイントが多すぎるのができない原因の一つ。そこで見るポイントを絞ります。
見るのは立脚期
見る部位と現象は
- 肩甲骨:動いてるかどうか)
- 股関節:伸展してるかどうか
- 距腿関節:底背屈しているかどうか
この3つに絞ります。
3つのポイントを意識して歩行分析
最初は難しいな〜と思いながら繰り返し行うことで少しづつみれるようになってきています。動作分析のできない理由の一つが絶対的な見る“量”です。ポイントを理解したらとにかく量を見るのが上達の近道です。
歩行分析でみたポイントを触診してみる
みたポイントが本当に問題点なのかどうか触診し、動かして確認をしてみます。動作分析は動作ができているかどうかをみるだけであり(by加藤淳)、実際に動いていない部位が問題かどうかは局所の評価をしないと分かりません。そこで必要になるのが触診とアプローチ方法です。
触診の「ポイン」になってますがそこはご愛敬(笑)
触診とアプローチができたら歩行分析から繰り返して練習
歩行分析→問題点の抽出→局所の評価→触診・アプローチ→再評価
この過程を繰り返し練習します。この過程が動作分析から仮説を立て検証する流れです。
最後に
一緒に患者さんに信頼されるて「ありがとう」と言われる療法士になりませんか?
>>>【OT限定】OTのOTによるOTのための歩行セミナー
平均おすすめ度 8.7点
OT 回復期 8点
・歩行の評価のポイント、アプローチ方法が分かった
OT 回復期 9点
・知識がコンパクトにまとめてあった
・基礎で迷ってしまう人に勧めたい
OT 慢性期 9点
・分かりやすく説明してくれた、実技も丁寧に確認してもらえた
・歩行に困っているOTに勧めたい
OT 維持期 9点
・具体的に明日から使える手技が増えた、新人に勧めたい
OT 回復期 10点
・触診や考え方など知ることができて大変勉強になった
・実際に体感して変化を感じ取ることができた
・自分と同じように悩んでいる方に勧めたいです
OT 回復期 8点
・基礎から細かく指導してもらえる
・歩行の評価でどの部位を見ればいいかわかるようになった
OT 回復期 9点
・講義の内容がとても分かりやすかった
・講義の中で疑問を解決することができた。明日から実際に臨床でやってみようと思った
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