地味に重要! 寝返りを観察する共通の3ポイントを知ろう[療法士に必要なセルフエクササイズの考え方~その131~]

地味に重要! 寝返りを観察する共通の3ポイントを知ろう

こんにちは! モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。

 

いろんな方の寝返りを見させていただきつつ、
各領域でご活躍されている先生方の知見を学ばせていただいてますと

「あ、寝返りを見るポイントって共通してるところもあれば
 領域ごとに重視するポイントが違うんだ」

と、感じることがありました。

今回は、寝返りをみるときに共通している視点や考え方をもとに
各領域で、寝返りをみる視点にどんな特徴があるのか
お伝えいたします。

寝返りは、3つに大別されることが多い

ベースとなりやすいのは、
成人の上肢・下肢・体幹の動きに注目して観察した研究報告です。

図表で解説されている部分もありますので、比較的読みやすいですよ。
https://pdfs.semanticscholar.org/c945/2134f23b987d0436ece08f8479d88841e37c.pdf

上記URLでは、上肢・下肢・体幹の動きの特徴をもとに
寝返りを3パターンにわけていました。

1. 大きく上肢を動かして、身体全体を回旋させるパターン

 

2. 肩を小さく丸めて、足で踏む力で寝返るパターン

 

3. 上下肢を大きく外側へ投げ出して、寝返るパターン

「上肢は、肩の高さを基準に
 どれぐらい屈曲・外転しているのか?」

「下肢は、寝返るほうの下肢が大きく動いたり
 寝返るほうと反対側の下肢の動きが目立つのか?」

「体幹は、回旋しているのか?
 それとも屈曲・伸展のほうが目立っているのか?」

というように、上肢・下肢・体幹の動きの特徴をもとに
観察していたようです。

 

実は、もっとある

このほかに、
頭頸部をふくめた全身の屈曲・伸展の動きに注目した観察報告や

両側の上下肢や、骨盤周囲の動きかたに細かく注目して分類した報告も
いくつか挙がっています。

(例:

 

例えば、脳血管障害をおもちの方であれば
麻痺側上・下肢が置いてけぼりになったまま、寝返りをする様子がみられたり

お子さんであれば、大きく頸部を伸展させて
体幹全体の向きを変えようとしたり

ご高齢の方であれば、両ヒザを曲げて
お尻を持ち上げて身体の向きを変えたり…

小児や成人、脳血管障害など
各領域で寝返りを観察する視点は少しずつ違うことがあります。

ですが、上記3パターンを念頭に入れて
まず上肢・下肢・体幹の動きの特徴を見るようにすると

患者さん・利用者さんの年齢にかかわらず
寝返りのうごきを観察しやすくなりますよ。

まとめ

動作をみるときに、どこから動いているのか
確認していますか?

意外と見逃しているのが
「どんな寝返りがやりやすいんだろう?」という視点です。

 

冒頭でご紹介した寝返りの3パターンのなかでも、
やりやすいもの、やりずらいものが
各個人でそれぞれ違うはずです。

(ちなみに、実際にやってみて
2. 肩を小さく丸めて、足で踏む力で寝返るパターン
は、個人的にすごくやりずらかったです 笑)

 

からだの中でも、1箇所ずつ注目しながら
全身を見るようにすると
その方が継続しやすい「寝返りのしかた」が見つかるかもしれませんよ。

 

利用者さん・患者さんがどんな寝返りならやりやすいのか
一緒に探すきっかけになれましたら幸いです!

 

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  1. 安定した体重移動の要となる、体幹の機能と特徴

  2. 座位・立位で肩を屈曲するために必要な、腹部~肋骨・胸骨~肩甲骨の動きのつながり方

  3. 安定して動けるために欠かせない、股関節と骨盤帯のつながり

  4. 各部位で重要となる部位へのアプローチ方法
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わからない部分は、いつでも質問できるところも このコースの特徴です( ^ω^ )

Basic・Assessmentの内容を、実戦形式で復習することにもなりますので
実技の面でもレベルアップします。

次の一歩へ進むために、まずは自分の動きを噛み砕いて分析してみませんか?
療法士活性化委員会 認定講師 吉田 頌平

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