評価をすばやく、効率よくしませんか?評価場面でもつかえる動作分析の視点 ~体幹 編~[療法士に必要なセルフエクササイズの考え方~その137~]

評価をすばやく、効率よくしませんか?評価場面でもつかえる動作分析の視点 ~体幹 編~

こんにちは! モーションアナライシスコース講師の吉田頌平です。

 

歩行が安定しないな…
左右にフラフラして、転ばないか不安…

こんな場面をみかけたら、どんな評価をしますか?

今回は、立位バランスをみるときに活用する
片脚立位に注目して

立位バランスについて考えてみます。

片脚立位をかんがえる

今回は、片脚立位に注目します。

片脚立位をみる目的は、立位バランスをみることですが

もうすこし細かくいうと
『立位での股関節の安定性をみること』と言えます。

当委員会では、片脚立位をみるときに以下の2ポイントに注目しています。

 1. 股関節の大腿骨頭、またはASISを触診する
 2. 片脚立位で、骨頭・骨盤の動きの変化を確かめる

 

このとき、身体を大きく横に倒してバランスを取る
いわゆる『トレンデレンブルク兆候』がみられることもあると思います。

よく中臀筋など股関節を支える筋の活動が十分でない場合に
トレンデレンブルク兆候がみられるといわれますが、

もう少し掘り下げて考えてみます。

骨盤の動きに注目してみる

骨盤の動きのポイント

片脚立位は、股関節の安定性が大きく影響します。

 

股関節は大腿骨と骨盤(寛骨)が組み合わさった関節なので
大腿骨・骨盤の両方が、安定することが大切です。

 

シンプルにすると、股関節が安定するには
以下の2つが重要といえます。


 1. 大腿骨が安定すること
 2. 骨盤が安定すること

 

 

トレンデレンブルク兆候が出ているとき?

ここで、片脚立位を観察してみます。

右にいくほど、トレンデレンブルク兆候が著明にみられます。

大腿骨・骨盤が不安定になると
肩や頭の位置も変わっていることに気づきますか?

 

大腿骨・骨盤が不安定になると、
肩や頭部など、より上部にある部位でバランスを保とうとしやすくなります。

逆に、肩や頭部の動きが固定されていると
大腿骨・骨盤も安定した位置を保ちにくくなります。

 

 

なので、片脚立位の際に
大腿骨・骨盤の動きが安定しないなーと感じたら

次に、体幹はどう動いているのか観察してみましょう。

 

股関節だけでなく、体幹部や肩も
片脚立位に影響しますので、

体幹部や肩も評価できると効果的かもしれませんね。

まとめ

片脚立位をみるとき、下肢の動きに注目しがちですが
実は、体幹・上肢でバランスをどう保っているのか?という点も
すごく大切です。

特に、歩いたり階段の上り下り、浴槽をまたいだりするときは
左右・前後に動きながらバランスを取るので
片脚立位よりも、より難易度が高くなります。

 

利用者さんが普段の生活を過ごせるよう
骨盤や肩などの動きにも注目してみてくださいね。

 

利用者さん・患者さんの力になりたいと思う
療法士の方のお力になれたら幸いです。

 

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次の一歩へ進むために、まずは自分の動きを噛み砕いて分析してみませんか?
療法士活性化委員会 認定講師 吉田 頌平

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