毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
評価を効率的にする方法
もともと老健に勤めていたので、リハビリとして関わる時間が限られてしまうんです。20分の中で評価→介入→再評価を行うためには評価を効率的に行わないと介入の時間がなくなってしまいます。
具体的にどう効率化していたか
まず大前提として、「考える」ことです。評価って評価バッテリーはありますが、それをどう活かすかは自分で考えるしかないんですね。では何を考えればいいのかと言ったら、評価一つ一つの「共通点」を考えてみましょう。
例えば歩行分析であれば
歩行では頭の上下動を見てくださいと言われています、合わせて骨盤の上下動も見るようにしましょうと言われています。でもこの2つ同じことを言っていませんか?
骨盤の上下動に合わせて頭部の上下動も起きます。同じことを見ているのであればまずは片方だけ見るようにしてみましょう。
ROMとMMTも同じです
ROMは可動域を見るもの、MMTは筋力を見るもの。そう思っていませんか?例えばROM制限をがあった場合に、軟部組織性のend feelだったとしましょう。それが筋肉の伸長性の低下だとすると筋肉に問題があると考えられます。そうなると今度は筋の不全があるかどうかをMMTで評価します。このような形で評価の共通点を探してみましょう。
まとめ
評価を効率的にするには
- まず考えること!
- 評価どうしの共通点を意識すること
- 常にどうやったら効率的かを考えること
評価の共通点を意識して介入をしてみましょう。
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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