肩関節疾患に対する運動療法 ~評価・介入手順~

肩関節疾患に対する運動療法 ~評価・介入手順~

みなさん、こんにちは!
整形外科クリニック勤務の林です。

皆さんは臨床で肩関節疾患を担当することはありますか?
僕はよく「肩関節周囲炎」「上腕骨近位端骨折」「鎖骨骨折」などを
担当することが多いです。

その中で悩むことといえば運動療法の評価、手順でした。
・「何の運動をさせたらいいか分からない」
・「どんな運動をさせればいいのだろうか」
・「運動時に注意することが分からない」
など混乱する事ばかりでした。

そのため、先輩に相談したり、
色んな文献を読んだり、研修会に参加していました。
ただ調べることがたくさんあると何をやればいいか分からないですよね?

僕の場合は患者さん、利用者さんを少しでも良くしてあげたいという気持ちがあったので
徒手的なアプローチを勉強した後は運動療法を勉強していきました。

そこで今回は肩関節疾患に対する「運動療法」のポイントを
文献や研修会、臨床経験からお伝えしたいと思います。

1、肩関節疾患 運動療法 内容
2、肩関節疾患 運動療法 理由
3、肩関節疾患 運動療法 ポイント
4、肩関節疾患 運動療法 まとめ

1、肩関節疾患 運動療法 内容


最初は評価!と言いたいところですが、、、
患者さん、利用者さんは身体を良くしたいというのが一番ですよね?
なので徒手アプローチを行った後は運動療法をに行っていきます。

まずどんな運動をすればいいのか分かりませんよね?
肩関節疾患にで効果的なのは主に以下の内容になります。

肩関節屈曲

目的:肩甲上腕関節や周囲筋への運動の学習
方法:背臥位
・肩関節を90°屈曲する
注意点:肩甲骨挙上や肘関節屈曲の代償が起きないようにする

上方へのリーチ

目的:肩甲胸郭関節や周囲筋への運動の学習
方法:背臥位
・肩関節を90°屈曲した状態で天井へ手を伸ばす
注意点:肩甲骨挙上や肘関節屈曲の代償が起きないようにする

側方へのリーチ

目的:肩・体幹など周囲筋への運動の学習
方法:背臥位から側臥位
・肩関節を90°屈曲した状態で側臥位になる
注意点:肩甲骨挙上や肘関節屈曲、体幹伸展の代償が起きないようにする

となります。
上記の部位をアプローチすることで
肩関節疾患の動作障害を改善できる可能性があります。

ではなぜこの内容の運動を行うのでしょうか?
それは基本動作の成り立ちから説明できます。

2、肩関節疾患 運動療法 理由

結髪、結帯、更衣動作など患者さん、利用者さんが行う動作は多種多様です。
なので運動を行うにも望ましい方向に誘導するのは困難です。
そこで手掛かりとなるのは基本動作の1つである寝返りになります。

寝返りはパターンが決まっています。
そのため
・肩関節屈曲
・上方へのリーチ
・側方へのリーチ
を実施して肩の運動を学習する目的があります。

ではどうやった効率的にアプローチできるのでしょうか?
それにはポイントがあります。

3、肩関節疾患 運動療法 ポイント


運動療法を効果的に行うためには2つポイントがあります。
1つは提示した運動がスムーズに行えるか
2つ目は触診すること
になります。

提示した運動がスムーズに行えればその運動はする必要がありません。
逆にスムーズにできない運動があれば繰り返し実施する必要があります。

また触診できずに運動を誘導することは困難です。
肩関節疾患の患者さん、利用者さんには
寝返りでの肩関節の構成・相・動きをぜひ確認してみてくださいね。

4、肩関節疾患 運動療法 まとめ


肩関節疾患に運動療法を行う上で大切なことは

  1. 肩関節の運動をしてみる
  2. 肩関節の寝返り動作を確認する
  3. 運動のスムーズさと触診できているか

になります。

実際にアプローチをする感覚はなかなか分かりにくいと思います。
一緒に患者さん、利用者さんのために臨床をしていきたい!という療法士はこちら
>>>「肩関節疾患に対する評価とアプローチ」<<<

療法士活性化委員会
認定インストラクター 林凌磨

他の記事をもっと詳しく知りたい方へ
記事の目次ページへ     →

この記事が「おもしろい!」「為になった!」と思ってくださった方は、ぜひ「シェア」や「いいね!」をお願いします!!
今すぐ「いいね!」ボタンを押して「療法士のためのお役立ち情報」をチェック!
↓ ↓ ↓ ↓

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう