毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
脳卒中後にしびれやむくみを訴える方は結構いると思います。そこで今回は私がどう介入していたかを解説していきます。
しびれに対して
まず反射検査をしましょう。
反射検査をすることでしびれの原因が
- 中枢の問題
- 末梢の問題
かを評価します。
末梢の場合
圧迫している部位の除圧やポジショニング、シーティングなどが介入のポイントになります。
中枢の場合
強いしびれの場合以外はあえて話題に出さないようにしていきます。
話題に出さず、動ける範囲を確認していくことで、「ここまではしびれないで動ける」「しびれがあっても動ける」ということを学習していただきます。
異常感覚が強い、視床痛の場合
麻痺側は触れるだけでも不快な刺激になります。なので非麻痺側から触り、「触れられても大丈夫」というのを確認してもらってから麻痺側へ介入していきます。
これによって自身が触られても大丈夫な範囲を学習してもらいます。
まとめ
脳卒中後のしびれについて
- まず反射から評価をして中枢・末梢の問題を判別する
- 末梢の問題なら除圧、中枢の場合なら動かせる範囲を確認していく
- 異常感覚が強い場合は非麻痺側から介入していく
感覚は様々なものがあります。単純に素材の違うものを触るだけでなくどの感覚が低下して、どう介入が必要なのかを必ず評価してみましょう。
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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