毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
脳卒中後に肩の痛みを訴える方は結構いると思います。そこで今回は私がどう介入していたかを解説していきます。
まず評価をする
肩の痛みと言っても
- 胸鎖関節
- 肩鎖関節
- 肩甲胸郭関節
- 肩甲上腕関節
- 第2肩関節
のどこに痛みがあるのかを評価しましょう。
筋緊張の評価
MMTは難しい場合が多いので触診で評価しましょう。
筋緊張は
- 緊張が高い
- 緊張が低い
両方評価をしましょう。その筋緊張のバランスを評価することで痛みの介入のヒントとなります。
介入について
関節の可動性と筋緊張が評価できたら問題点に対してアプローチをしていきます。
関節に対してはモビライゼーション
緊張の低下に対しては連合反応を利用して緊張を高めていきます。
リハビリ以外の介入について
リハ室での介入だけでは改善は難しいです。そのため、リハビリ時以外にポジショニングをすることによってより良い状態を維持することができます。
ポジショニングのポイントは
肩甲骨がベットについて安定した状態
を作るようにしましょう。
まとめ
脳卒中後の肩の痛みについて
- 評価をして問題の関節、筋肉を抽出する
- 関節にはモビライゼーション、筋肉は連合反応を利用して緊張を高めていく
- 徒手的介入意外にポジショニングも合わせて行う
肩の痛みは問題が大雑把すぎてよくわからないことが多くあります。まず評価をして問題の整理を行い、適切なアプローチをしていきましょう。
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