パーキンソン病の評価のポイントについてその3 from リハコヤ

パーキンソン病の評価のポイントについてその3 from リハコヤ

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

パーキンソン病の精神面について

パーキンソン病の原因は中脳黒質のドーパミンの分泌量が低下することにより、協調性の低下が起きる状態です。

またこのドーパミンは前頭葉に作用して、意欲ややる気を制御しています。つまり、ドーパミンの分泌量が低下すると意欲が出せない状態になります。

意欲、やる気の低下が進行するとうつ病の原因となり、パーキンソン病をお持ちの方はうつ病の発症率が高くなります。

なので精神状態を評価することが重要になります。

精神状態が良くない状態に対しては寄り添うことが大切になります。

そこで必要になってくるのがICFを用いた包括的な評価になります。

まとめ

パーキンソン病の評価のポイントについてその3

  1. ドーパミンの分泌量低下により意欲も低下する
  2. 意欲の低下に伴いうつ病の発症率も高まる
  3. 対象者に寄り添う介入が大切

「モチベーションの低下」とカルテに記載して「あの人やる気ないから」と判断してしまうことがありませんか?そのモチベーションの低下は何が原因でしょうか?病気が原因でモチベーションを上げられない可能性もあります。なので単純で出ている症状だけでなく、その人を見るようにしましょう。

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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