荷重時に働く足部の介入方法について from リハコヤ

荷重時に働く足部の介入方法について from リハコヤ

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

足部は重要な関節

足部は特に運動連鎖から言ってもアーチが非常に重要です。

よく言われるのが内側縦アーチが潰れて踵骨が回内します。踵骨が回内することで下腿が内旋し、股関節が内旋、骨盤が前傾しバランスの悪いアライメントになります。

なので足部のアーチを安定して保持することが非常に重要な介入になります。ここに介入することで立ち上がりや立位の安定性、更に立位が安定することによって肩関節の屈曲最終域にも影響していきます。

 

足部への介入方法は?

よく言われるのが足部のアーチを作るために

  • タオルギャザー
  • 後脛骨筋の強化

が重要と言われています。

この時ネックになるのが運動の方向性です。

正しい運動を行うには?

タオルギャザーは運動方向がわかりやすいのでいいのですが、後脛骨筋の増強運動は底屈しながら足底を内側に向けていくという運動方向がわかりにくいです。

認知面に問題のない人ならいいのですが、認知に問題がある方やそもそも後脛骨筋の機能不全がある方には難しい運動になります。

そのときに行っていたのが下肢を外旋した状態でのつま先立ちです。

下肢を最大外旋位でつま先立ちをすることで自然と後脛骨筋に収縮が入ります。またこの運動は荷重位での運動になるので直接立位のアライメントに直結していきます。

まとめ

荷重時に働く足部の介入方法について from リハコヤ

  1. 足部が安定することで立位の安定性が変わる
  2. アーチを保持することが重要
  3. 最大外旋位でつま先立ちすることで後脛骨筋が増強できる

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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