毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
よく先輩などに「アライメントは評価した?」と聞かれると思います。講習会でも「アライメントの評価はどうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。そこで今回はアライメントについてお伝えします。
アライメントは2種類
アライメントと言われた時に
- 全体のアライメント
- 局所のアライメント
の2つがあると意識しましょう。
- 全身のアライメントはよく言われる重心線などのことを指します。
- 局所のアライメントは例えば膝蓋骨のアライメントだったり、肩甲骨の位置などを指します。
まずこのどちらのことなのかを明確にしておきましょう。
全体のアライメントはみるのはなぜ?
ずれている部位をみる。アライメントがずれているとその部分は不動になります。不動だからずれていると考えられます。
例えば円背の方をイメージしていただくと、いわゆる運動学に乗っているような重心線から頸部と胸椎がずれていると思います、なのでそのずれている部位の頸部と胸椎が動かないのではないか?といった指標になります。
そうなると頭部や胸部のROMや筋力を次に評価し、問題点を抽出すると思います。このように、アライメントから評価に繋げていくのが大事になります。
まとめ
アライメントはなぜ評価するか?
- 全体と局所のどちらかを明確にする
- ずれているところ→不動の部位を見つけて評価の指標にする
- アライメントを見たら評価につなげる
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