評価と介入の流れについて 〜大塚のみかた〜

こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。

理学療法士大塚久

今回は講習会でご質問いただいたリハビリの評価介入の流れについて大塚のみかたをお伝えします。

 

対象者に介入する際に大塚が意識していること

大塚が意識しているポイントは

  1. HOPEを達成してどうなりたいか?(自己実現)
  2. ROM制限とその因子をICFでみる
  3. 生きること、興味あること、どう死にたいか?

の3つです。ここをポイントにして対象の方が自分の人生をデザインできるよう選択肢を示すことを意識しています。

 

介入の際のベースにしている考え方

介入する際にベースとしている考え方が統合的神経認知運動療法®︎です。

人は行為のために運動(移動)をし、運動(移動)に必要な機能を獲得する。行為の根本は生きることであり興味である。

思い通りに体が動くとは

  • 身体
  • 環境

が統合された状態です。この統合された状態を目指すのが統合的神経認知運動療法です。

基本的な問題点はROM制限

身体・脳・環境が統合されていないとROM(range of motion)が制限が起きます。

*統合的神経認知運動療法でのROMは単なる関節可動域だけでなく社会の中での動ける範囲を指し、以下の段階付けをしています。

ROMの段階付け

  1. 自己実現
  2. 社会生活
  3. 日常生活
  4. 基本的動作
  5. 意識的動作
  6. 関節可動域

 

そしてROM制限を起こしている原因は不動と虚血です。その不動と虚血を引き起こしている因子を

  1. 環境
  2. 脳機能
  3. 身体機能

の順でICFの視点で評価し、介入します。

介入した結果最初に評価したROM制限が変化しているかどうかを効果判定として評価します。

さらに詳しいICFに基づいた評価と介入方法はリハコヤで配信します。

 

まとめ

評価と介入の流れについて 〜大塚のみかた〜

  1. HOPEを達成してどうなりたいか?(自己実現)
  2. ROM制限とその因子をICFでみる
  3. 生きること、興味あること、どう死にたいか?

 

詳しい解説はリハコヤでライブ配信します!!

臨床で悩む療法士のためのオンラインコミュティ“リハコヤ”
>>>リハコヤ

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