目的別のストレッチの違いについて from リハコヤ

目的別のストレッチの違いについて

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

 

本日は、目的別のストレッチの違いについてお伝えしていきます。

 

 

ストレッチには、静的ストレッチ(スタティックストレッチング)と動的ストレッチ(バリスティックストレッチング、ダイナミックストレッチング)があります。

 

みなさんは、臨床でストレッチの種類を使い分けて指導できていますか?

 

 

静的ストレッチとは?

 

静的ストレッチ(スタティックストレッチング)とは、筋肉を伸ばした状態で反動をつけず一定時間保持することで、筋肉の緊張を和らげ、柔軟性の向上や関節可動域の拡大の効果が得られます。

 

この効果から、準備運動においても静的ストレッチを選択してしまいがちですが、準備運動で静的ストレッチを用いると、必要以上に可動性や柔軟性が向上され、筋発揮の低下やパフォーマンスの低下に繋がってしまうこともあります。

 

静的ストレッチが適しているのは、運動後のクールダウン、関節可動域の拡大、柔軟性の向上、心身のリラックスを目的としている場合です。

 

 

動的ストレッチとは?

 

動的ストレッチ(バリスティックストレッチング、ダイナミックストレッチング)とは、筋を伸ばした状態(関節最終域)から、リズミカルに反動を利用したストレッチのことです。

ウォーミングアップの途中など、ある程度身体を動かしてから行うことがいいとされています。

 

動的ストレッチは伸張反射を高めることで、運動の切り替えがスムーズになることや、心拍数向上などの効果があり、準備体操に向いていると言われています。

 

 

目的の違いを明確にして、どのストレッチが適しているのか判断できるようにしていきましょう。

 

 

まとめ

 

目的別のストレッチの違いについて

1. ストレッチには、静的ストレッチ(スタティックストレッチング)と動的ストレッチ(バリスティックストレッチング、ダイナミックストレッチング)がある。

2. 静的ストレッチが適しているのは、運動後のクールダウン、関節可動域の拡大、柔軟性の向上、心身のリラックスを目的としている場合である。

3. 動的ストレッチは伸張反射を高めることで、運動の切り替えがスムーズになることや、心拍数向上などの効果があり、準備体操に向いている。

 

 

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
↓ ↓ ↓
リハビリで悩む療法士のためのオンラインコミュニティ「リハコヤ」リハコヤ

 

多くの受講生が選ぶ療活一番人気のセミナー 6日で学ぶ評価・アプローチのための触診セミナー”信頼される療法士”の土台を作る

受付中講習会一覧