毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
今回は運動学習についてお伝えします。
運動学習の3つの段階
運動学習は
- 何をするのか?
- どうやるか?
- 無意識で行う
この3つの段階があります。ここでポイントになるのが意識から無意識に落とし込むところです。・
意識から無意識に落とし込むには?
スキーマ理論
- GNM:枠組みを決める。例えば、起き上がるはこういう運動なんだなと決めている。
- スキーマ:パラメータ。運動の強度、速さを決めている。
再生スキーマ:筋力などをどのくらいの強さで動かしていくのか?
再認スキーマ:感覚。運動が正しく行えているのかをフィードバックする。
この再生スキーマと再認スキーマを使って運動を学習してきます。
スキーマを作り出すには?
恒常運動:同じ条件下で繰り返す。例えば、同じ角度からのシュートの練習など。
→これだけではその条件でしかうまくできない。
多様性練習:様々な場面を想定した条件下で練習をする。例えば、様々な角度、ディフェンスの有無、など様々な条件を想定した練習など。
→ダブルタスクも有効。別のものを意識しながら動く。
例えばお茶を湯呑みに入れて運ぶとしたら、意識は湯呑みのお茶がこぼれないように向きます。その時に歩くは無意識でおこなっているので、意識的な歩行から無意識での歩行に移行していきます。まとめ
まとめ
運動学習について
- 何をするか?どう動くか?無意識でやるの3段階ある
- 再生スキーマ、再認スキーマを利用して学習していく
- ダブルタスクが有効
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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