毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
前回は体幹の安定性に必要な骨盤のコントロールについてお伝えしました。今回は脊柱のコントロールについてお伝えします。
脊柱をコントロールするには?
大前提として人間は動いています。なので動いている時の体幹筋の評価が必要になります。一側下肢へ体重移動した場合、背筋群の活動はそれほど変化はありません。活動量に変化が出るのは腹部の筋群です。
そこで必要になってくるのが体幹のグローバルマッスル、ローカルマッスルの評価になります。
体幹の安定性はローカルマッスルが主に働く
ローカルマッスルは体幹の安定性に寄与します。筋は
- 多裂筋
- コアユニット(横隔膜、多裂筋、腹横筋、骨盤底筋)
- 腸腰筋
- 腰方形筋
が安定性に寄与します。このローカルマッスルが収縮し、腹圧を維持し、体幹の安定性を高めます。このローカルマッスルが体幹の安定性を維持し、グローバルマッスルが体を運動させます。
体幹が動くための条件
体重の移動では体の回旋を伴います。体幹の回旋を安定して行うためには内腹斜筋と外腹斜筋で胸郭を引きつけながら回旋します。なので腹斜筋の筋力も評価するようにしましょう。
まとめ
体幹の安定性について 〜脊柱の安定性について〜 from リハコヤ
- 動きの中では腹部の筋力が必要になる
- ローカルマッスルが安定性に寄与する
- ローカルマッスルが安定性に働き、腹斜筋、腹直筋が運動性に働く
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