筋力訓練の基準について from リハコヤ

筋力訓練の基準について from リハコヤ

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

筋力訓練を行う際の回数はどう決めていますか?そこを今回は改めて確認していきたいと思います。

 

最大反復法

最大反復法とは

最大筋力の60〜95%の筋力で疲労するまで繰り返すことで筋肥大が望めるとされています。特に高齢者は白筋の方が筋力低下しやすいと言われていますのでこの方法が効果的です。

ここで難しいのが「疲労するまで繰り返す」という部分です。

この疲労するまでとはどんな状況でしょうか?

Bolgスケールで言うと15、高齢者の場合は13程度と言われています。

しかし、この基準は意思疎通ができ、自身の状態をある程度認識できることが必要です。

そこでポイントになるのが代償動作です。

代償動作が出始めたら疲労が起きていると解釈できるので代償が出始める回数を基準として筋力訓練を行います。

また代償動作を判別しやすくする方法として静止性収縮を用います。

静止性収縮を行う時間について文献上は最大筋力の30%以上、5〜6秒間で1セットを休憩を挟みながら5〜10セットが必要とされています。参考にして患者さんの状態に合わせて行ってください。

 

まとめ

筋力訓練の基準について

  1. 最大反復法で疲労するまで繰り返す
  2. 疲労を判定するのに代償が出ているかどうかで判断する
  3. 代償動作を判定しやすくするため、静止性収縮で行う

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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