立ち上がりの安定性について from リハコヤ

立ち上がりの安定性について

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

今週は立ち上がりが何で安定するのか? についてお伝えしていきます。それを学んでいただくとどういうふうに勉強するかがわかりますので参考にしてみてください。

 

何で立ち上がりが安定するか?

例えば、新人さんだったら、立ち上がりの介入でキッキングを選択することが多いと思います。

本当にキッキングでいいのでしょうか?

ちょっと考えてみましょう。

 

第1層骨盤前傾によるメリット

骨盤が前傾すると

ハムストリングス

大腿四頭筋

の緊張が高まります。

 

これは離殿に必要な筋肉になります。

 

キッキングではこの離殿に必要な筋肉の訓練には足りません。

なので立ち上がりや歩行の筋電図を調べてみてください。

 

離殿後の第2層では?

前脛骨筋が働き、下腿の前傾を支持します。前脛骨筋が支持して、下腿を固定することで、大腿四頭筋が収縮して、膝が伸展していきます。

 

最終層での膝関節伸展のメカニズム

最終層では足関節の底屈と股関節の伸展で膝関節が伸展します。

なので膝関節の機能だけではなく、足部と股関節の機能が十分か評価する必要があります。

 

まとめ

立ち上がりの安定性について

  1. 第1層の骨盤前傾でハムストリングス、大腿四頭筋の緊張が高まる
  2. 第2層では下腿の安定性に前脛骨筋の緊張が必要
  3. 最終層では足部と股関節の機能が必要

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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