こんにちは、療法士活性化委員会の大塚です。
本日も人工知能(AI)についてお話していきたいと思います。
前回の記事はこちら↓
今回はAIがリハビリのどのような場面で利用されているかについてお伝えします。
リハビリテーションにおけるAIの現在の利用について
2023年12月現在、リハビリテーションにおいてAIを搭載したロボットによる物理療法、音声認識AIを利用した言語療法、センサー技術によるリハビリプログラムの作成などが行われています。
これらのAI技術を利用したリハビリテーションは様々な研究も発表されており、その効果が報告されています。
データ収集と分析の重要性について
リハビリテーションにおけるAIの最大の利点の一つは、データ収集と分析の能力です。
AIを搭載した電子機器を利用することによって、データが保存され、患者の運動パターンや回復の進捗、日々の活動を記録・分析することができます。
効果的なリハビリを行うには、その人の状況を知らなければなりません。そのためには評価が大切ですが、そこでAIを利用することでリアルタイムに膨大な量のデータを得ることができます。
また、AIはさまざまなセンサーを用いて、患者の動作をリアルタイムに計測することができます。更に機器によっては歩行時の関節角度、筋電図、心拍数、酸素摂取量などのデータを蓄積できるものもあります。
これにより、どのような動作をした時に心拍数が上がるのか等、複数のデータを関連付けて分析することができるようになります。
データが膨大になる分、私たちにはデータを分類するスキルが今後必要になってくると考えられます。
データを分類するためには、目的(なぜその人はそれをやりたいのか)が明確でなければなりません。目的が明確であれば、膨大なデータであっても必要なもの・不必要なものを分類することができます。
その目的を知るためには、しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。
まとめ
リハビリテーションの進化:AI技術が生む未来の可能性2
1. 2023年12月現在、AI技術はリハビリテーションの分野において物理療法や言語療法、リハビリプログラムの作成などに活用されている。
2. リハビリテーションにおけるAIの最大の利点の一つは、データ収集と分析の能力である。
3. AIによって膨大なデータを収集することができるため、今後はデータを分類するスキルが必要不可欠である。そのためには目的を明確にする必要がある。
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