毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
作業療法士の皆さん、臨床で他職種の方から「遊んでお金がもらえて良いよね」などと言われたことはありませんか?
このような質問をされたとき、どのように返答すれば良いのでしょうか?
なんと答えたら良いかわからない場合は、答えられないのはなぜでしょうか?
これは、目的を整理することによって解決します。
なぜ折り紙を選択したのか、なぜ風船バレーをやっているのかなど、目的を明確にすることによって、しっかりと返答することができます。
作業療法に自信をもつためには?
目的を明確にするためには、作業分析をしっかりとおこない、身体的な効果や精神的な効果について考えていくことが重要です。
例えば、同じリーチングでも、ものの高さが変わると身体的な効果は変わります。楽しく繰り返し行える活動をみつけることによって認知機能のアプローチにもなります。

また、自分の得意な作業療法士像を把握しておくと臨床に活かしやすくなります。上図を参考に、ものを使うのか、自分自身を使うのかなど、どのような作業療法を提供することが自分に合っているのかを把握します。
明日からの臨床にぜひ活用しましょう。
まとめ
作業療法士の悩みについて
1. 「遊んでお金もらえていいよね」などと言われた場合は、どんな目的でアプローチしているのかを伝えられるようにする。
2. 目的を整理するためには作業分析をおこなう。
3. 自分の得意な作業療法像を把握しておく。
オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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