毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。
腹部オペ後のリハビリで見ておきたいポイント
筋力を必ず評価しましょう。
内視鏡、開腹どちらにしても筋肉を損傷しています。そうなると筋力の低下、筋不全を必ず起こします。しかし、腹部オペ後のリハビリは行っていないのが現状です。
なぜ筋力を見る必要があるのか?
腹部の筋力は体幹の機能と直結します。特に腹圧を上げるために腹部の筋力が必要にあります。
更にグローバルマッスルである腹直筋や腹斜筋は運動に影響が出てきます。特にリーチなどに影響が出てきます。
運動するためには腹圧が高めた前提でグローバルマッスルが機能する必要があります。
筋力を見るポイント
基本的に深層の筋から評価します。理由は人の体は深層の筋から順に収縮していくという法則があります。なので深部から評価していきましょう。
まずコアフニット
横隔膜:吸気時に胸を膨らませられるか、呼気で腹部を膨らませられるか
腹横筋:吸気時に腹部を膨らませられるか、呼気時に腹部を凹ませられるか
骨盤底筋:女性は膣を締める、男性は睾丸を挙上する
多裂筋:MMTを見る
のコントロールができるかどうかを見ていきます。
コアユニットが評価できたらグローバルマッスル
腹直筋:体幹を屈曲位で固定して動作をする→効かないと伸展パターン
腹斜筋:体幹をねじる→胸郭を引き下げるねじれの動き
の評価をします。
この順で見ることで安定した体幹機能を獲得できるので評価してみましょう。
まとめ
腹部オペ後のリハビリについて
- 腹部の筋力を評価する
- まずコアユニット(横隔膜、腹横筋、骨盤底筋、多裂筋)を評価する
- 次に腹直筋、腹斜筋を評価する
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