事例紹介 〜その2〜 from リハコヤ

事例紹介 〜その2〜 from リハコヤ

毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。

今回は介入例を紹介します。

 

主訴

腰が痛い

 

問診

「腰のこの辺が痛い」

→器質的な問題ではないか?

 

身体評価

立位:骨盤過前傾、腰椎過前弯

座位:骨盤過前傾、腰椎過前弯

LHA問題なし

距骨か関節、ショパール関節可動性あり

PLFテスト陰性

膝関節伸展問題なし

股関節伸展制限あり

エリーテスト陰性

トーマステスト陽性

パトリックテスト 右:後面に違和感、左:前面に疼痛

 

→右の仙腸関節と左の股関節の可動性の問題があるのではないか?

 

 

介入

仙腸関節、股関節のモビライゼーション

腸腰筋のアプローチ

 

再評価

立位:骨盤中間位

座位:骨盤中間位

LHA問題なし

距骨か関節、ショパール関節可動性あり

PLFテスト陰性

膝関節伸展問題なし

股関節伸展制限なし

エリーテスト陰性

トーマステスト陰性

パトリックテスト 右:問題なし、左:問題なし

 

本人の主観

  • 痛くない
  • 立ちやすい

 

このような形で評価と介入を組み立ててきます。

 

ポイントは

問診をきちんと行うことです。今回は問診で左足の痛みが局所的ではなくこの辺かな? とざっくりしていたことでそこだけの問題ではないのではないか? という可能性が考えられるようになります。

主訴だけにとらわれず患部と全身とどちらも可能性があるのではないか? という視点で見ていきましょう。

 

 

まとめ

事例紹介について

  1. 問診をして目処を立てる
  2. 考えられる要素を全て評価する
  3. 問題点に対して介入して再評価し、相手に説明する

オンラインコミュニティ『リハコヤ』では、毎週2回こう言った内容をライブ配信しています。興味がある方はぜひお越しください。
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